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注申されき、又散心念佛の事、後鳥羽院遠所の御所より、西林院の僧正承圓、につけ, の愁をなくさめす、前世の惡業ちから及ところにあらす、しかるをむなしく日月ををく, するとき、煩惱も力をは得事なれは、自性むなしからんには、なにゝつきてか煩悩もあ, て仰下されけり、嘉祿二年正月十五日の御書云、六廻の春を迎といへとも、いまた一身, 四千の諸三昧門なり、無明轉して明となる、氷とけて水となるかことくなり、虚妄分明, るへきと、まことに一念を發して、衆生と有縁の佛なれは、阿彌陀をとりわきて念佛せ, んはかりなりとて、專修專念の行をこたりなく、念佛往生のいとなみ他事なかりしかは、, りて、出離の行を決せす、止觀弘決等を披見し候にも、三諦圓融の義をしらすは、無始, 明に候、實相の理を心に思候へき樣如何、たとへは一々の塵勞門を飜つれは、即是八萬, んは、かた〳〵六方諸佛の證誠もむなしからす、三諦相即の義も具足してよく候なんと, 候、三部經の中に雙觀經なとは、佛智不思議智を信せさるものは、往生えかたきむね分, の惡業のそきかたく候歟、自性空の理を心にかけすは、散心念佛はかりもいかゝと覺, 久三年のころ、但馬宮より、念佛往生の事御尋ありしには、要文をあつめて、こまかに, ひ、ふかく上人の勸化を信して、こゝろを金地のなみによせ、いまはたゝ畢命を期とせ, そのきこえ都鄙にあまねく、往生をこひねかふ輩たつねいたらすといふ事なかりき、承, ヲ承圓ニ, 〓ノ後專, リナシ, 佛ノコト, 修專念怠, 出選擇集披, テ奉答ス, 皇散心念, ツケテ御, 後鳥羽法, 生ニ就キ, ニ念佛往, 下問アリ, 雅戊親王, 仁治三年五月二日, 三五九
頭注
- ヲ承圓ニ
- 〓ノ後專
- リナシ
- 佛ノコト
- 修專念怠
- 出選擇集披
- テ奉答ス
- 皇散心念
- ツケテ御
- 後鳥羽法
- 生ニ就キ
- ニ念佛往
- 下問アリ
- 雅戊親王
柱
- 仁治三年五月二日
ノンブル
- 三五九
注記 (31)
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