『大日本史料』 5編 23 宝治元年10月~同年12月 p.207

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からす、戒行をゝしへたる律も滅しなは、いつれの教によりてか、止惡修善の心もあ, 往生をとくるなり、彌陀の本願は、わきて五逆深重の人のために、難行苦行せし願行, 品の念佛も、又かくのことし、たゝ知識と彌陀との御心にて、わつかに口にとなへて、, るへき、菩提心をとける經もしさきたちて滅せは、いつれの經によりてか菩提心をも, 也、この位には機の道心一もなく、定散の色とり一もなし、たゝ知識のをしへにした, かふはかりにて、別のさかしき心もなくて、白木にとなへて往生する也、たとへは、, 死を一念につゝめて、僧祇の苦行を一聲に成する也、又大經の三寶滅盡の時の念佛も、, 聲佛を稱すれは、聲々に八十億劫の罪を滅して、見金蓮花、猶如日輪の盆にあつかる, なる故に、失念の位の白木の念佛に、佛の五劫兆載の願行つゝまりいりて、無窮の生, 白木の念佛なり、その故は、大小乘の經律論、みな龍宮におさまり、三寶こと〳〵く, 教口稱して、汝若不能念者、應稱無量壽佛といふとき、意業は忙然となりなから、十, をさなきものゝ手をとりて、物をかゝせんかことし、あに小兒の高名ならんや、下々, 滅しなむ、閻浮提には、冥々たる衆生の惡の外には、善といふ名たにも、更にあるへ, 議をもや念しつへきと、をしふれとも、苦にせめられて、次第に失念するあひた、轉, 彌陀ノ本願, ハ五逆深重, ノ罪人救濟, ノ願行, 業ヲ消滅ス, ハ一切ノ罪, 臨終ノ念佛, 寶治元年十一月二十六日, 二〇七

頭注

  • 彌陀ノ本願
  • ハ五逆深重
  • ノ罪人救濟
  • ノ願行
  • 業ヲ消滅ス
  • ハ一切ノ罪
  • 臨終ノ念佛

  • 寶治元年十一月二十六日

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  • 二〇七

注記 (23)

  • 392,689,58,2165からす、戒行をゝしへたる律も滅しなは、いつれの教によりてか、止惡修善の心もあ
  • 1005,683,57,2178往生をとくるなり、彌陀の本願は、わきて五逆深重の人のために、難行苦行せし願行
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