『大日本史料』 6編 2 建武元年10月~延元元年正月 p.585

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にや侍りけん、昔は人の正くて、おのつから將門に見もこり、きゝもこり侍, 良はおこる事なくして、留といひて、すこしきなる所を望て封せられにけ, 山にのほりて大内を遠見して、謀叛を思ひくはたてけるも、かゝるたくひ, り、あらゆる功臣おほくほろひしかと、張良は身をまたくしたりき、近き代, の事そかし頼朝の時まても、文治の比にや、奧の泰衡を追討しに、身つから, はかり奉るへし、若一國つゝを望まは、六十六人にてふさかりなん、一郡つ, はいつくをしらせ給ふへきにや、かゝる心のきさして、ことはにも出、おも, も、千萬人の人はよろこはし、いはんや日本の中悉皆なからのそまは、帝王, の中にめくらして、勝事を千里の外に决するは、此人なりと宣ひしかと、張, てにはつる色のなきを、謀叛のはしめといふへき也、むつしの將門は、比叡, ませは、かきりある地をもちて、限りなき人にわかたせ給ん事は、をしても, けん、今は人々の心かくのみなりにけれは、此世は能をとろへぬるにや、漢, ゝといふとも、日本は五百九十四郡こそあれ、五百九十四人はよろこふと, れたるを傑といふとそ、中にも張良は高祖の師として、はかりことを帷帳, の高祖の天下をとりしは、蕭何張良韓信か力也、これを三傑と云、萬人に勝, 與ヘバ人, 主何レノ, ヲ論ズ, 地ヲ領セ, 限ノ人ニ, 漢ノ三傑, 建武二年八月三十日, 五八五

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  • 與ヘバ人
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  • 限ノ人ニ
  • 漢ノ三傑

  • 建武二年八月三十日

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  • 五八五

注記 (23)

  • 1087,642,61,2206にや侍りけん、昔は人の正くて、おのつから將門に見もこり、きゝもこり侍
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