『大日本史料』 6編 17 文和元年9月~文和2年3月 p.210

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毛童この紙には鹿毛にて候也、檀紙には冬毛杉原には夏毛、絹にも布に, いかにも道に志をふかくして、清書の本を習候はむ程に、數奇もすたれ、, 皆文集詩等にて、消息を手本とて書壹るは、いたく見をよはす候なり、, はん功むなしかるへからす候へは、能書まては不成候とも、消息一通な, なとにはにに、聊筆をも刷てこそ書候へとも、それも消息にて候の間、い, とは見苦からぬ程には書へく候、始より消息をと出立候はは、消息をも, かにも清書の物には筆仕も違候也、さ候へは上古の手本三賢等の筆は、, 書得〓)のらす候也、太宗の詞に法を上に取故に爲中、法を中にとる故に, 御本に相應の御筆可宜候也、凡は筆を用事料紙により候也、打紙には卯, 御手習にもよき筆宜候也、御筆手本の筆に相違し候へは字形も似す候, 下たる事を得と申て候も此心也、手本とて往來なと書候は、壹〻の書状, 器量もをよはす候はは、さてとまり候とも、さすかに一しきりも習て候, も木筆にて候也、木筆は橇木にて作候也、上古は多用夏毛一切に通用候、, 昔の夏毛き殊勝に候、當世は夏毛もりろくなりてさきも候はす徒物に, 一御筆事, 南朝正平七年北朝文和元年十一月十五日, 御筆, 二一〇

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注記 (18)

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