『大日本史料』 7編 7 応永12年正月~同13年5月 p.416

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のむ輩は、衆病悉除し侍る、誠に此事朝廷にもかくれなかりしかは、人王九, るへしと、此寺に移り、念佛利盆し給へり、時に應安五年九月十八日に、八十, 餘の老人十一面觀音の像を負來て云、我天照太神の告を蒙て持來き、安置, 十六代後醍醐天皇御位の時、御惱氣まします、當寺藥師如來夢中に告あり、, 佛も雨露におかされ給ふ間、此寺に住持すへきよし人々申けれは、聖心に, し給へとて、行方しらす成にけり、未曾有の奇瑞也とて、觀音堂を建立して、, 思ひ給ふは、時移事さる有樣は、無常の境をいとひ、不退の土を願たよりな, あり、時の住持を眞如坊と云侍り、本尊藥師如來は、土中より生ひ出させ給, ならせ給ひ、忝も震筆を染させ、醫王山藥仙寺と額を成し下され畢かやう, 御門叡覽有て、當寺に勅使立御祈誓ありしかは、御惱氣忽平愈す、御門御感, の靈地なりといへ共、度々の亂世ゆへ、住持もなく、星霜をふる事年久しく、, ひ、種々の靈驗あらたなる靈像也、亦堂前に一夜に涌出の石水あり、此水を, かけを湊として、風破の難を凌く、是に依て、此嶋を兵庫の築島とも、又經を, 安置せられけり、此奇特とも其かくれなく、上下萬民の參詣、日々月々の靈, 納しゆへに、經の嶋共申也、其後人皇九十代後宇多院建治年中に、萬僧供養, 同國藥仙, 寺ニ住ス, 應永十二年九月十一日, 四一六

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  • 同國藥仙
  • 寺ニ住ス

  • 應永十二年九月十一日

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  • 四一六

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  • 1405,718,60,2182のむ輩は、衆病悉除し侍る、誠に此事朝廷にもかくれなかりしかは、人王九
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