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たえ〳〵に霧吹殘す山もとの野分さひしき鴫のはねかき, その山としらぬ嵐にまよふ也木葉につるゝさを鹿のこゑ, 白妙の色ともみえす朝ほらけおと行水のあやの河きり, 西の海に今すむ月や雲の上の秋をしたひし名殘なる覽, 露霜にあへすかれ行秋くさの糸よりよわき虫のこゑかな, うつろふもさらに老せぬ色なれや若紫のきくのまかきは, 虫聲幽, かたふかて月すむかたの枕にもあとにも近くうつ衣かな, 秋草の露とこたふる風もなしたゝしら玉をみかく月影, 紫菊, 南北〓衣, 霧, 月, 野鴫, 鹿聲何方, 應永二十一年四月十七日, 九三
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- 應永二十一年四月十七日
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- 九三
注記 (17)
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