『大日本史料』 8編 2 応仁2年8月~文明元年9月 p.375

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の木葉の木がらしにあへるがごとし、拙子か孤露の草の一葉のかくろへ, だにかれはて侍るに、あづまのかたにあひしれるゆかり、此頃いたづらに, こもりゐ侍らんよりも、あはれ富士のね、鎌倉の里をも見侍れかしなどあ, ながちの事に侍れば、太神宮參籠などの心ざし待るおりふしにて、あから, は、うつりゆく月日の光をもわすれ、よの中心そらにして、よろづの道くら, き蒼海漫々の風波にたゞよひ、天水茫々の煙霞にむせびて、ならはぬいそ, かたぶきくれまどひ侍れば、主上、芝砌、玉臺をうごかし、博陸、槐門、棘路、月卿、, さまの日數をさだめ、伊勢の海士の扁舟のたよりをたのみ、そこはかとな, 雲客をはじめて、かたつほとり、遠き堺に御身をかくし給ひ侍れば、人〳〵, 身をいだき、足をそらにし、ちりぐに成行さま、春の花の嵐にさそはれ、秋, くなりゆくをこそ歎くかた〵侍りしに、つゐに世のみだれと成て、一天, 此比乃うきをうれしといふはかり捨はてゝ世を誰かみるら〓, 捨はてんたよりはかりは數ならぬ我身におほき世にもふる哉, 〔老のくりこと〕いにしさいつとしより、天が下雲風さはがしく成侍て後, 東坂本ニ, ○基綱ノ, 逃レシ年月詳ナラ, ズ、便宜コヽニ收ム、, 心敬關東, ニ遊ブ, ヨリ乘船, 心敬伊勢, シテ品川, ニ赴ク, 公卿離散, 應仁二年是歳, 三七五

割注

  • 東坂本ニ
  • ○基綱ノ
  • 逃レシ年月詳ナラ
  • ズ、便宜コヽニ收ム、

頭注

  • 心敬關東
  • ニ遊ブ
  • ヨリ乘船
  • 心敬伊勢
  • シテ品川
  • ニ赴ク
  • 公卿離散

  • 應仁二年是歳

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  • 三七五

注記 (27)

  • 811,621,77,2208の木葉の木がらしにあへるがごとし、拙子か孤露の草の一葉のかくろへ
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