『大日本史料』 8編 7 文明5年9月~同6年12月 p.496

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しほの枕、思はぬ島の蓬の筵に、しほれてうきねの夢をかさねし程に、なく, 木葉の木からしにあへるかことし、拙子か孤露の草の一葉のかくろへた, をいたき、足をそらにし、ちり〳〵に成行さま、春の花の嵐にさそはれ、秋の, の日數をさため、伊勢の海士の扁舟のたよりをたのみ、そこはかとなき蒼, にかれはて侍るに、あつまのかたにあひしれるゆかり、此頃いたつらにこ, かちの事に侍れは、太神宮參籠なとの心さし侍るおりふしに、あからさま, くなりゆくをこそ歎くかた〳〵侍りしに、つゐに世のみたれと成て、一天, もりゐ侍らんよりも、あはれ富士のね、鎌倉の里をも見侍れかしなと、あな, 雲客をはしめて、かたつほとり遠き堺に御身をかくし給ひ侍れは、人々身, は、うつりゆく月日の光をもわすれ、よの中心そらにして、よろつの道くら, かたふきくれまとひ侍れは、主上、芝砌、玉臺をうこかし、博陸、槐門、棘路、月卿、, 海漫々の風波にたゝよひ、天水茫々の煙霞にむせひて、ならはぬいその藻, なく武藏の品川といへる津にいたり侍り、名ところとも見侍て、やかて歸, 判者心敬講師平盛, 〔老のくりこと〕いにしさいつとしより、天か下雲風さはかしく成侍て後, 東國ニ向, 神宮二參, 籠シ海路, 心敬伊勢, 武藏品川, ニ至ル, 判者, 講師, フ, 文明六年六月十七日, 四九六

頭注

  • 東國ニ向
  • 神宮二參
  • 籠シ海路
  • 心敬伊勢
  • 武藏品川
  • ニ至ル
  • 判者
  • 講師

  • 文明六年六月十七日

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  • 四九六

注記 (26)

  • 293,654,62,2223しほの枕、思はぬ島の蓬の筵に、しほれてうきねの夢をかさねし程に、なく
  • 994,646,64,2221木葉の木からしにあへるかことし、拙子か孤露の草の一葉のかくろへた
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