『大日本史料』 8編 12 文明12年正月~同13年正月 p.408

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し折て、, 魚のおそるゝおほからむとみるに、うらやましからす、又貝のからの浪に, と申、爰には聖母と號し奉る、神木も筥崎はまつ、こゝは杉なり、これみなひ, 香椎潟なり、礒菜摘あまの子ともゝ、時ならねはや人かけも見えす、物さひ, たる程、千里の濱ともいひつへし、風はけしく浪たかうして、物心ほそきに, たゝ苦樂ともに愁也、此ことはりよく身にしられ侍れは、うらやましとは、, との心さま〳〵なるゆへ、隨機の和光又かくのことし、海つらに出れは則, ちいさき魚のこゝろよけに飛をみるに、是も又波乃下には、我より大なる, したかふをみれは、うちよせられて、海にはなるゝも愁なし、ひかれて海に, しきわたり也、是より野山の中をわけ過、又海際に出、はる〳〵とみわたし, たゝ此貝のからをやいふへからん、此浦をとへは簑苧の浦といふ、ふるく, 御神は聖母又八幡にておはします、同し御神なから、筥崎にては神功皇后, へて、い垣の外にひろこりたるそ、御祓に何かはせんとめてたき、此枝を少, 歸るもよろこひなし、すへて生をうくるたくひほとかなしきはなし、世は, 行末の身を二たゝひと思はねと香椎の杉に猶や契らむ, 香椎潟, 〓苧ノ浦, 文明十二年六月是月, 四〇八

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  • 香椎潟
  • 〓苧ノ浦

  • 文明十二年六月是月

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  • 四〇八

注記 (19)

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