『大日本史料』 9編 20 大永3年4月-大永3年9月 p.379

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のくせ者也、毒酒をせめのませけれは、わう水をつきて、自か岩屋に伏て、死人のこと, 天王の者共、くむて、押へて、いけ取にこそしたりけれ、大力なりけれは、七すちの繩, 共かつに乘て、おとりいて、具足を捨、力を憑、大手をひろけてかゝる處に、綱已下四, 心にまかせて重々の樓閣となり、四季の美景もみえたりしか、童子滅て後は、宮殿・樓, くなりけるか、おとろきて、世間の樣を聞、口惜事かな、云つる事よとて、具足し、岩, 河をはしり、堅き磐石をくたき、手きゝ足ハやの者そかし、され共武略の力にてうたる, るハ、空引をして、廣く出して、取籠て打、と下知せられけり、此人々引れけれは、鬼, ゝ事こそ不思議なれ、抑童子ハ鬼神の威徳自在にして、大磐石も、所々の巖窟も、みな, 閣・四季の會所、みな失て、本の岩屋となる、まして眷屬の鬼共ハ、通力盡て、空へも, をつけいましめ、引すえたり、童子は申におよはす、眷屬共も神通自在を得て、廣き海, ける所に、金熊童子・石熊童子とて、一士當千のわらは二人あり、大力の手きゝ足はや, 屋にたて籠、綱・公時攻入と見付て、岩屋に引籠〳〵、六七度まて〓けり、頼光の給け, のほらす、鳥のことくにもとはすして、みな〳〵うたれけるこそ無慙なれ、, 略ス, ○繪, 略ス, 金熊童子等, 生捕ラル, 大永三年九月十三日, 二七九

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  • ○繪
  • 略ス

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  • 金熊童子等
  • 生捕ラル

  • 大永三年九月十三日

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  • 二七九

注記 (20)

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