『大日本史料』 9編 20 大永3年4月-大永3年9月 p.366

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色なかりけれハ、童子ハさすかにしらけたる體也、, ける、此人々の機根をしらんかためにそもてなしかしつきける、氣色樣々くるひけれと, 此御志こそありかたく覺候とて、えみを含て興に入、酒取出し、のませけり、綱酌に立, けるハ、各々是まて御入實に面白く奉思、留申てなくさまむとそ申ける、童子をハいか, なる者とか思召、昔より此所に住也、されは眷屬共に申付、都よりよき女房達を迎て、, 置たり、さて件の酒ハ毒也、童子次第に醉、心亂、物くるハしく成ける、盃ひかへて申, ける、童子二三度呑て快然と成けれハ、其後件の毒酒さし添て、面白くあひしらひて、, か苦く候へき、一度進申さん、との給へハ、童子興に入、悦申ける、都の酒を願つるに、, ひ出し、都の酒すゝめむとて、國方卿のむすめ、花苑のむすめよひ出し、童子か左右に, も、頼光を初として、皆々酒の色にもふけらす、童子か勢にも恐す、少もをくれたる氣, 強けれハ、指受〳〵十度計飮けり、餘の興にや、童子申けるは、我最愛の人々あり、よ, 頼光の給けるハ、我等か習に、客僧にけたまむために、さゝいと申物を所持仕候、なに, 心をなくさめ、七珍萬寶に至るまてとりよせ〳〵、呑食樂申計なし、何事に付ても不足, 略ス, ○繪, 略ス, 毒酒ヲ勸ム, 風ナシ, 頼光等怯ル, 頼光重子二, 重子醉ヒテ, 心中ヲ述ブ, 大永三年九月十三日, 三六六

割注

  • ○繪
  • 略ス

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  • 毒酒ヲ勸ム
  • 風ナシ
  • 頼光等怯ル
  • 頼光重子二
  • 重子醉ヒテ
  • 心中ヲ述ブ

  • 大永三年九月十三日

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  • 三六六

注記 (24)

  • 1487,642,57,1298色なかりけれハ、童子ハさすかにしらけたる體也、
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