『大日本史料』 9編 22 大永3年雑載 p.260

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數箇奇特不可思議なるをや、貴賤も參詣の歩をはこひ、道俗も歸依の心をこたらす、然, 間歳月推移て、寺院破壞せり、壁には苔ふかく對て、軒にハ松をのつから生たりき、青, 水たえすなかれて、わたつ海となるねかひもみちぬへし、さゝれ石たかくつもりなは、, ちて、兵火をのかるといへとも、終に再建せすして、朽木となりぬ、ちかく永正の善政, の鏡にそへて、自身の髮をおさめたり、經始よりこのかた、火災をのかるゝしるしなり、, 磬とす、靈所の芒〓癈をみるに、心府の悲傷をもよほしき、爰に應仁の逆亂に寺堂をこほ, 巖となるよろこひのみそあるへき、結縁のやからハ、六識六神通をかむして、合力のと, とも、無量の善根たるへし、もし半錢をほとこされは、七分の逆福になるへし、ほそき, に立柱ありといへとも、造營事を得す、仍沙門聖見下愚の身なからも、信敬の志ふかく、, 興隆の思切なり、たゝ緇素の奉加をあふき、男女の扶助をたのむ、微弱の力ハ蚊の山を, り、閑庭にハ螢火みたれて、かゝけさる佛燈となり、深樹に〓群うこひて、うたさる僧, 負ハむとするかことくなれと、勇猛の心は驥の坂を下にもまされり、たとひ一木をなく, 蓮の眼も雨にぬれて、〓をなかすかとみえ、翠柳の眉も雪つもれは、姿をおいになせ, もからは三藐三菩提をはん、ことに發願の檀那は、五福をたもちて二世の望をまむし、, 大永三年雜載佛寺, 二六〇

  • 大永三年雜載佛寺

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  • 二六〇

注記 (16)

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