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ゝして聞とりけん、其勢百騎計にて押寄、とたの聲をあけ、長宗我部元親, 村雨之板屋を過るに異ならす、彌九郎た病床にふして居とりしり、かつは, めんと、旅之粧引繕ひ、元龜二年の春、浦戸より艤して漕出す、實哉一葉の船, し、日を逐て身疲れ、月に隨て力衰へけれは、暫都にのほり、閑に治術をもと, り、元親此遺恨によつて、阿波入の〓初に、先海部を討亡し給ひけり、, 弟嶋彌九郎とみるた僻目か、是は海部越前守とた我事也、宮内少輔に宿意, 中載病身と白樂天り作りした、わり身之上と思りゑり、西寺東寺の御崎を, も過て、阿波之沖に至る所に、俄に風替り浪あれけれし、頓て海部奈佐の湊, ゝろよららす、醫療さま〳〵なりといへとも、皮膚削か〓く、骨露く柴の〓, あり、同姓之弟なれし壹人もあまさしと、弓鐵炮を放すあくる事、一通り降, とおき、舟はたに立出、何越前守り宮内少に意趣有て、某に敵するとや、遺恨, に船をりまて、順風を待くそ居たりける、斯る所に、海部之城主越前守いり, 長宗我部故覺世入道之末子嶋彌九郎は、いつしか病惱に染み、身心こ, 之子細はしらdとも、同し兄弟の事なれは、尤さそ有〓し、其所を引なと云, 〔土佐物語〕七嶋彌九郎戰死之事, ○上, 略, 元龜二年三月是月, 八二
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- ○上
- 略
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- 元龜二年三月是月
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- 八二
注記 (19)
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