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下大隅へ警固陣士をかけ給ひし時、船の上より汀に居たる敵を餘り射迯, 年鹿兒島の武村の武與八兵衞り所へ、りの二介澳より射入し征矢の根は、, 被成けれは、嶋中ゟも心懸たる若者とも、我先こと馳籠れは、是をも破らて, にて候、弟の二介大廣束の大弓射て、船の軍に調練したる者にて候、兄の助, 仰られし處こ、軈て伊地知方ゟ使僧來りけるり、何をり隱し可申、白檀みか, す事なし、亦兵庫頭小林を攻損し引給ひし折節、付ケ送る名譽の敵を數射, きの鎧著たりしは、重興の老名に伊地知伊賀守にて候、新拵の馬場の玄蕃、, 田上助左衞門打死仕候、かの田上は、下大隅の警固大將仕る田上二介り兄, 左衞門は陸の軍に名を得たる者也、誠にかの僧申さし如き證據あり、一と, 大鑿抔の如くと候て、今にありぬ、彼の勝部は鐵炮を能得たる者にて、先年, として、かよふの振舞殊に憚り至極なり、, 特の運を開かれけるとだ宣ひける、馬場玄蕃を大山玄蕃にて有れかしと, 漕通り、下大隅の湊へとて、輕砂をさして〓行にける、此伊地知重興案内者, 去程に、平田美濃守此度辛勞, て、御感蒙し者なり、其後根占重武無程御方に參給へは、たきか水の澳より, ともしたる者召具して、鹿兒島へ參られける、義久其有樣を聞召、美濃守奇, ○中, 略, 伊地知伊, 賀守, 馬場玄蕃, 田上助左, 衞門戰死, 元龜二年十一月二十日, 一一六
割注
- ○中
- 略
頭注
- 伊地知伊
- 賀守
- 馬場玄蕃
- 田上助左
- 衞門戰死
柱
- 元龜二年十一月二十日
ノンブル
- 一一六
注記 (25)
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