『大日本史料』 10編 9 元亀3年3月~同年7月 p.454

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時なほ異教徒なりしかば、-これによりて彼に襲ひ掛らんとする災〓を除き得べしと, 欲す、余は支配權、歳入、家及び家臣を失ふとも、またこれ等總てに加へて、人間の, 最も尊重する生命を失ふとも、キリスト教徒たることは棄つること無かるべきを以てな, り、彼は言へり、余がキリスト教徒たることに關しては聊かも反對を受くることなきを, れば余の觀るところによれば寧ろ棄教するに如かず、それによりて諫早の如き強敵より, る陰謀を彼に打明けたり、有馬殿は、諫早の彼に對する〓惡の主因は、彼がキリスト, 信じたれば、彼に向ひて言へり、「汝がキリスト教徒たるは何等盆なきことなり、さ, 難を受くること無きに至るべし」と、ドン・バルトロメオは彼に相應しき回答をなした, 殿はその肉身の兄弟にて彼を愛しゐたりしかば、彼に同情し、直ちに諫早が密に企てた, 教徒となりしことなるを知り、且つこの機會に彼に甚だ良き忠告を與へ、-義貞は當, 彼と良き關係にあり、何等かの奸計あらんかと疑ふべき根據少しもなかりしことを知り, ゐたればなり、されば彼は直ちに兄の訪問に赴き、大村より約七哩を距てし諫早地方を, かくてドン・バルトロメオは有馬殿が待ち受け居りし小濱の地に來りて憩ひしが、有馬, 通過せり、, りと、この點につきて多くの議論を重ねしが、ドン・バルトロメオは斷乎として信仰に, 會ス, 純忠有馬義, 貞ト小濱ニ, 純忠ノ信念, 元龜三年七月三十日, 四五四

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  • 會ス
  • 純忠有馬義
  • 貞ト小濱ニ
  • 純忠ノ信念

  • 元龜三年七月三十日

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  • 四五四

注記 (21)

  • 1104,638,72,2240時なほ異教徒なりしかば、-これによりて彼に襲ひ掛らんとする災〓を除き得べしと
  • 542,636,72,2235欲す、余は支配權、歳入、家及び家臣を失ふとも、またこれ等總てに加へて、人間の
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