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と、幼少よりそふたる人のごとくに成候、就中聲のかはる時分が人の善惡なり、此時よ, て、中にも四人勝たる長老也、又をし出して禪末宗と申僧も御座候、太郎武王信勝へ物, は快川・春國、信州より速傳も御座候、右の學者の中にて鐵觜・鐵山・南化・高山と申, 公御意をもって、鑑首座は御曹司の師匠なり、此時にも信玄公御諚の通感じ奉る、おさ, て學問なされ、法は駿河臨濟寺東谷和尚の御弟子なりと承及候、御出家の事にて無案内, 申かけ候故、此僧は氣が逸物なりとて、後には太郎信勝公へ鑑首座物を訓候へと、信玄, なき者は物を習、坊主又はもりなど肝要なり、子細は生つきて利發なる事は餘有まじき, 州にて信玄公の御時學問なされ、すぐれたる衆也、加様の僧達學者の時分、毘沙門堂に, 訓まいらせらるる鑑首座は一段あらき法門を申されて、智勝國師へも度々六ケ敷問答を, に候間、違却なることも可在之、荒々承及かき申、虎哉・湛堂・物外などゝ申長老も甲, き者にそへたればよき者になり、聲のかはる時分、あしき者にそへたれはあしくなるそ、, 必町人・職人などに十四五の時分そふたる者は、一代欲徳の意地ありて、物をねぎる分, て武田御先祖の忌曰には鉢を行、其後入室説禪と申、法問一曰に兩度づゝ御座候、師家, 別をいたすと、信玄公の御諚にて候つる、大小ともに我子のをきめ有べく候、さて又前, 天正元年四月十二日, 二三六
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- 天正元年四月十二日
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- 二三六
注記 (16)
- 581,819,56,2125と、幼少よりそふたる人のごとくに成候、就中聲のかはる時分が人の善惡なり、此時よ
- 1134,818,59,2125て、中にも四人勝たる長老也、又をし出して禪末宗と申僧も御座候、太郎武王信勝へ物
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- 1807,920,43,388天正元年四月十二日
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