『大日本史料』 10編 17 天正元年8月 p.75

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はくそや、その文證に曰く、金色の大光明を放て十方世界を照すに、名衣上服百味の, 飮食をふらして、衆生の願樂に隨てみな充足せしむ、又奈里の底をてらすに、受苦の, 生せむ、しかるに當寺は應仁兵火の後、堂舍纔に舊儀に復せしを、頃年天下の安危に, 衆生こと〳〵くに拔苦與樂すといへり、二世の得盆明文すてに掲焉なり、誰か狐疑を, そ疎ならむ、一旦膽仰の功徳そのはかりなし、至心に信樂せんは、所得の福壽いくそ, ひに隨て、舍利の歎徳を書進せられしそかし、神明既に隨喜し給へり、凡夫の信心何, 然らは何そ人間に貧福おほく、惡道に昇沈あるそやといはゝ、これに答ていふへし、, 現當の感果の差別は、みな前世の業因をつくのはさるに依て、果報に勝劣あり、出離, 財珍寶を抛ても、なとか佛恩を報せさらむ、いにしへの解〓上人は春日の神の御ねか, に遲速あり、これ〓かゝる舍利に逢て、罪障消滅せさるによりてなり、今の衆生も親, はかり舍利の恩徳をきかは、身肉手足をもおしまさらまし、まして人倫たらんは、家, ろに清て、百福の吉祥を降し、永く輪廻をはなれて惡趣に生せす、但難者ありて、若, りにして信せさらんは、舍利にあはさる人におなし、たとひ虎狼野干といふとも、か, の恩徳なりとしる人なし、こゝを以て、一たひ舍利にあへる人は、三毒の煩惱立とこ, 天正元年八月十二日, 七五

  • 天正元年八月十二日

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  • 七五

注記 (16)

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  • 524,686,61,2184飮食をふらして、衆生の願樂に隨てみな充足せしむ、又奈里の底をてらすに、受苦の
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