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うに奉頼通申ずれは、堀尾も近くこたよせ、是は羽柴近習堀尾茂助と申者, 處に、月清、長左衞門尉見えしかは、則同船してはし出ぬ、高松之惣搆を出は, き旨申せしに依て、のらせにけり、難波、近松も、二之丸に船をまち佗て有し, なかめ、大悟しけり、前夕秀吉は堀尾茂助をめして、明日四日午前、高松之城, 心ある士にて、柳一荷、折一合船につみ出にけり、拂曉に漕出、いまや〳〵と, 諸人之命にかはり、悉く相助んとの事にて侍る也、筑前守殿御前無相違屋, 上然共月清舟を押出せよと云し時さらは水に溺れてなり共。供いたすへ, 待佗し處に、小船一艘漕出しかは、即こた向ひ行に、違ふ所もなし、舟のあは, 下悉く助んとの事なり、汝明朝船にて出むかひ、〓見候へと仰しかは、堀尾, 主清水兄弟、并輝元加勢之鐵炮大將二人、湖水の上にして致切腹、籠城之上, ひて、厚恩に浴さられし清水兄弟、彼は輝元か魁殿乃士、即鐵炮之小將難波, なれ、沖を見れは、湖水いと閑に、〓をのかは乃〳〵にふるまひぬるをうち, 傳兵衞尉、近松左衞門尉にておはしまし候、唯今切腹之旨趣、當地令籠城候, ひちかふなると〓としく、清水か方より言かはしけるは、是は毛利家にお, にて侍る、何事におひても、御望の事あらは被仰聞候へ、筑前守も、各御存分, 可晴ニ檢, 使ヲ命ズ, 秀吉堀尾, 天正十年六月四日, 一二
頭注
- 可晴ニ檢
- 使ヲ命ズ
- 秀吉堀尾
柱
- 天正十年六月四日
ノンブル
- 一二
注記 (20)
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