『大日本史料』 11編 1 天正10年6月 p.188

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節柴積し船二艘漕來る、本多岸に臨、其船岸へ漕寄せよ、渉の船無に付渡し, 船より上る、船頭には柴共を川へ被捨相悲しかは、徳川殿には〓を抜出し, 申諭は、則道を披たり、其外郷民の一揆等、爰彼所に出來といへとも、悉く是, に火蓋を切んとす、船頭大に恐れて岸へ船差寄る、則是に公を乘せ申、四方, 大義也と仰られ、船頭に是を賜、御鷹匠神谷小作跡より船を上る迚、是を見, くれよと云に、船頭答て、此重荷積ずる船を借せとや不叶と云、本多は側に, 玄蕃方より家人を差出、御案内申處に、無禮仕らば、後難遁かたかるへしと, を追拂ひ、是より吉川御暇申歸る、是越智か方へ服部平大夫參り、仰之趣を, 據立たる御道具を殘しおかれは、徳川殿こそ、此渉を御通りと、跡ゟ御慕申, 鐵炮提居し者の筒を取て、是に指向て、汝渉すましきに於ては、一打にと、〓, 付、走り行船頭を踏倒し、其〓を取返し、御跡ゟ是を・持參し、係る御紋付の證, に此柴を積重金、御姿を隱し、今一艘に御供の衆皆乘移、向の岸に乘付〓、各, 申達る故に、吉川父子に申付郷導せしめ申す、夫より木津川の岸に至り給, ふ處に、今日巳ノ刻過より、大雨車軸を流に付、向へ御越有へき船なし、然折, 者も候半与存、取戻し參候と差上る、尤なる心付とて御感にて、此笄を直に, 出ヅ, 神谷小作, 木津川ニ, 天正十年六月四日, 一八八

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  • 出ヅ
  • 神谷小作
  • 木津川ニ

  • 天正十年六月四日

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  • 一八八

注記 (20)

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