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次第に馳向へしとの御觸にて、殘なく打立所に、我かゝる重病に侵さるゝ, に出んとする所を、一門親友馳集り、是は物に狂ふか、此病惱にて遠路爭か, る所を、勝五郎腰の指添を拔、弓手の脇ゟ馬手の乳の下へ差通す、大男も大, るか、馬にては果敢とらしと、道にて馬を乘捨、續けや者共と、飛か〓くに急, 持て戰しか、つつと入て引組たり、敵は大男なれは、取て引寄ねち付んとす, きる、彦五郎と云下人一人鎗をかたけて續たる、昨日の晩景に土佐の大津, しも重き病を請て臥居たりしか、今度阿州の軍には、大小上下老若共、心懸, は、よく〳〵士冥加盡果たりと、獨怒りけるか、厩に走入て、馬引出し打乘、既, ゝる、こさかしを小冠者めと、鑓取直し〓て懸る、勝五郎二尺三寸の太刀を, を立て、土佐道六十里を今朝阿州中富に著、川中にて敵と組て首を取、又臼, て徒に死せんゟ、敵に逢そこそ死たけれ、爰を放せと引切、諸鐙を合て欠を, 叶ふをき、軍は此度に限るへからす、ひらに無盆と制しけれは、喜介、病に臥, 井上喜介討取たり、此喜介と云は、土州長岡郡大津の住人、強力乃大男也、折, 豆の手なれは、弱る所を取て押へて首を取、臼杵源兵衞も返し合〳〵戰を、, 杵をも打取ぬ、安並三左衞門は大勢と戰ひ、高名を極め、深手數多負けれは、, 天正十年八月二十八日, テ土佐道, 一夜ニシ, 六十里ヲ, 走ル, 井上喜介, 三九六
頭注
- テ土佐道
- 一夜ニシ
- 六十里ヲ
- 走ル
- 井上喜介
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- 三九六
注記 (22)
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