『大日本史料』 11編 8 天正12年8月 p.28

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築きしが、信長が其華美と偉大とを示す爲め、安土山に築きたる建築の比, なる塔は金色及び青色の飾を施し、遠方より見て、一〓莊嚴の觀を呈した, 最も善き所なれば、筑前殿は之を選びて新なる市を建設し、宮殿及び城を, 大なる事と、領國の富裕なる事とは、彼の前任者信長のそれにも勝れりと, る家を有せり、右は悉く舊城の壁と堀の中に築かれたるが、古き部分も亦, 改築して、堡壘及び塔を附し、其精巧美觀は新しき建築に匹敵せり、殊に主, 坊主は財寶、兵士及び船を悉く携へて、雜賀に赴き、市、寺院及び城は直に破, く、入口に大小の門あり、門は鐵を以て覆へり、是は其住居にして、又最も親, 言へり、大坂に就きては、先年既に述べたるが如く、六年間之を圍みたる後、, にあらず、遙に之に勝れたり、筑前殿は、先づ同所に甚だ宏大なる城を築き、, しき士官及び家人の居所なり、此處に其財寶を貯へ、彈藥及び糧食の大な, 羽柴筑前殿は、戰爭及び平和何れに就きても甚だ好運にして、諸人皆其偉, 壞され、灰燼となりたり、然るに此地は五畿内即ち都に接したる諸國の中、, 其中央に甚だ高き塔を造り、堀、壁及び堡壘を設けたり、堡壘は各々塔の如, り、此新城の庭に一のニハあり、我等の庭園に相當し、其構造巧妙にして、天, 天主ニハ, ノ飾ヲ施, 金色青色, 天正十二年六月八日, 二八

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  • 天主ニハ
  • ノ飾ヲ施
  • 金色青色

  • 天正十二年六月八日

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  • 二八

注記 (20)

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