『大日本史料』 11編 16 天正13年5月 p.235

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内し、某今度御供不仕事本意にあらす、〓全逆心仕にて候はす、元親か氣を背たるはか, し、次第〳〵に近寄、時分を見合せ腰の刀をするりと秡つゝけさまに二刀切、尊家卿, 驚、心得たりと言まゝ拔合せんとし給ひしに、初太刀に右の御手をきられまし〳〵て、, るを、追かける討んとし給ふ間に、入江一足を出し逃出し、兼て用意したりけれは、己, て、色々土産を進上し、いかにも心入なる體にして辯説を盡しけれは、もとより家門強, 存、竊に彼地を忍ひ出、御見廻のため罷渡りて候、定て諸事御不自由に可有御座候と, く思召とて、先旅宿の御鬱氣晴しに持參仕候といふ件の酒肴を出し、さま〳〵にもてな, ゝめ置、彼隨身仕る事いか計とか被思召候覽、さるによつて君の御事も御心元なく奉, へつて君の御ため惡敷、何とそ二度御歸國の事を朝夕心にかけ申ニ付て、無甲斐身をと, り出たる事にても無之候間、某時節を見合能樣にはからひ、追付御歸國可被成、御心安, き計にて智惠なき大將なれは、又彼か申事を誠そと心得られ對面あるこそ愚なれ、兵部, 左太刀にて入江を三刀切給ひしかとも、御手叶わされは仕留給わす、其時入江は飛て出, 支度をしすまし、舟を催し取乘て日振嶋へそ越にける、かの島に渡り著て、尊家卿へ案, 御前に仕候し、土州の樣子とも一々物語し、終にはかくても在之間敷、是皆元親か心よ, フ兼定右手, フ斬ラレシ, 二太刀ヲ加, 兵部兼定ニ, モ屈セズ兵, 寓居ヲ訪レ, 兵部兼定ノ, 辯疏ス, 部ニ三太刀, ヲ加フ, 天正十三年七月一日, 二三五

頭注

  • フ兼定右手
  • フ斬ラレシ
  • 二太刀ヲ加
  • 兵部兼定ニ
  • モ屈セズ兵
  • 寓居ヲ訪レ
  • 兵部兼定ノ
  • 辯疏ス
  • 部ニ三太刀
  • ヲ加フ

  • 天正十三年七月一日

ノンブル

  • 二三五

注記 (26)

  • 1800,720,57,2217内し、某今度御供不仕事本意にあらす、〓全逆心仕にて候はす、元親か氣を背たるはか
  • 688,718,58,2219し、次第〳〵に近寄、時分を見合せ腰の刀をするりと秡つゝけさまに二刀切、尊家卿
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