『大日本史料』 11編 20 天正13年9月 p.182

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の事も、專侍の知へき事也、能々おほえよとの指南なり、かの親其座にきたりて忝御読, 音は、ふしと射てと云、三つ的も同前、大的の矢音は、はたと射てといふなり、かやう, あふ、耳白ならてはやくにたゝす、ちり灰の中にましはり、われてうするのみ也、萬事, 物なり、女のあそひ貝おひには、是をすりみかき、内にはくをゝき繪をかき、其入物も, 扈從共に教訓有、汝等よくきけ、おなし蛤の内にも此耳白は、そのからさへ賣買になる, 見付られたる者は、とりあけられて馳走にあひ立身するなり、但人はかたちをもつて專, て出す、鑑連居住は海邊程とをけれは、遠來の音信と悦れぬ、其蛉に耳白貝有、就是小, 貝桶とてけつこうにする也、蛉のからさへ耳白に生付たるは、とり上てかやうの馳走に, とせす、心をみがくか本なり、一度よく武篇をしたる者は、いつもかやうにあらんと小, かやうに氣を付みれは、みな智惠才覺のはし也、人間もみなかくのことし、よきものと, なりとよろこひぬ、かゝるところに、臼杵より飛脚到來ありて、蛤の音信有、臺につみ, ひき目にて物を射て中をは、とき射てと云、笠かけの矢音、へしと射てと云、小的の矢, にくはりて、知行の種となる、假令いまた一度も手にあはすとも、物になれたる武篇者, にしたしみ因で、萬物語を聞者は、利口者の名を取、世間のそしりをうけす、是また, 蛤ニ因テ從, 士ニ教訓ス, 天正十三年九月十一日, 一八二

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  • 蛤ニ因テ從
  • 士ニ教訓ス

  • 天正十三年九月十一日

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  • 一八二

注記 (18)

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