『大日本史料』 11編 別巻1 p.235

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たるがためなり、余はその事實を目撃せる上にて、次のことを證明し得るなり、即ち演者, 注意を以てその演説を始め、參列者一同より絶大なる稱讚を博したるが、これはその語ると, ころ明瞭適確なるが上に、なほ愼重にも巧妙なる言辭を盡し、しかも音吐朗々として辯じ, 場所に設けられたる席なり、演説をなすべき耶蘇會の長老ガスパル・コンサルウス・ルシ, 下に捧呈したる書翰を、イタリヤ語に翻譯して讀上げたり、讀終りたるとき、余の滯在しゐ, たる家のガスパル・コンサルウスを招寄せて、その演説を開始せしめたり、演者は萬全の, 夕ヌス師も元老諸公と共にこの席に登り、諸公側の最後部、すなはち長老樞機卿諸師の長, れば、通譯者は逐一これを説明申上げたり、右畢りて、使節は聖座の階段に退き、そこに, 椅子の末端に面せる場所に立てり、こゝは演説に好適の場所なり、かゝる間に、樞機卿會議, れて、床よりやゝ高きところに設置されたる席に登れり、こゝは直接教皇聖下と相對する, の主事より、會の趣旨説明終了を告げたれば、教皇の秘書ブッカパドリウスは、使節より聖, 方より頭を垂れて使節に敬禮す、使節〓帽して一々答禮す、最後に元老諸公は角椅子を離, て再び聖下に敬禮を爲したるのち、ローマ樞機卿諸師の中央を通過せり、樞機卿諸師は諸, を受納せられ、秘書に手交し給へり、軈て兩使節は日本語にて使命の趣を簡明に奏上し奉, 耶蘇會長老, 奏上ス, ノ演説, 使命ノ趣ヲ, 日本語二テ, 天正十年是歳, 二三五

頭注

  • 耶蘇會長老
  • 奏上ス
  • ノ演説
  • 使命ノ趣ヲ
  • 日本語二テ

  • 天正十年是歳

ノンブル

  • 二三五

注記 (21)

  • 267,622,62,2290たるがためなり、余はその事實を目撃せる上にて、次のことを證明し得るなり、即ち演者
  • 504,619,60,2292注意を以てその演説を始め、參列者一同より絶大なる稱讚を博したるが、これはその語ると
  • 388,623,61,2287ころ明瞭適確なるが上に、なほ愼重にも巧妙なる言辭を盡し、しかも音吐朗々として辯じ
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