『大日本史料』 11編 別巻2 p.245

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イスパニヤ語を話すと雖も、他人と語る場合にはその國語の外は用ひず、通譯を介して説, り、されど屡重なりたる氣候及び食物の大いなる變化により、また途中の絶えざる甚しき, に、この公子等の性向を見るに、供せられたる食物を悉く食べ盡さゞることを習慣とする, とを認む、言葉につきては、彼等は孰れも中位にポルトガル語を解し、數人の者は容易に, 慣れて、我等の椅子に腰掛け、食卓に於いて食事をなし、この風が彼等の風に勝りたるこ, の食卓は、その國に於いては我等の風と大いに異なれり、彼等は地上に坐し、各自がその前, 疲勞のために少しく害を受け、四人共に時を異にして諸種の病に侵されたり、食すること, て、食事の後にたゞ一回飮むのみなり、これは既に述べし如く全日本の習慣なり、要する, に小卓子の如き方形の食卓を有し、食物とともに屡これを取替ふ、但しこの公子等は良く, しみ、その反面常に己を抑制することを貴き行爲と見做すためなり、既に述べし如く、そ, ともなし、總じて容貌は甚だ聰明にして氣品を備へたり、體〓は頗る健全にして、頑強な, には甚だ節度を持す、これはその善徳と謙讓なるとによるとともに、その國民の習慣によ, るものなるべし、いかなる酒をも嗜まず、常に水を飮む、その水はかなり熱きものにし, ものの如し(これは總ての日本人の習慣なりといふ)、蓋し彼等は食慾に溺るゝことを卑, ノ風習, 語いすぱに, ルモ日本語, ぼるとがる, や語ヲ解ス, 日本ノ食事, ノ外ハ用ヒ, 飲食ノ習慣, 體格, 天正十年是歳, 二四五

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  • ノ風習
  • 語いすぱに
  • ルモ日本語
  • ぼるとがる
  • や語ヲ解ス
  • 日本ノ食事
  • ノ外ハ用ヒ
  • 飲食ノ習慣
  • 體格

  • 天正十年是歳

ノンブル

  • 二四五

注記 (25)

  • 282,600,62,2299イスパニヤ語を話すと雖も、他人と語る場合にはその國語の外は用ひず、通譯を介して説
  • 1681,606,59,2293り、されど屡重なりたる氣候及び食物の大いなる變化により、また途中の絶えざる甚しき
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