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出す、是れ歸艦の時持ち歸る可き者と知りたれは、其後之を受けたり、, 一物もあらざるなり、是等の臺を緋縮緬を以て之を被ひ、主客の宦等に從て之を列ね、一, 今食卓は廣き應接間に排列されたり、然れとも是れ只同一の高さの臺のみにして、他には, 普通の習慣にして、只にこの際のみに限れるにあらす、而して其茲に至りし原因は、神奈, を追ふて持ち出せし食物は、濃き汁、寧ろ蒸肉にして新鮮の魚肉より成る者なり、之を土, 川に於て食品を得るの困難より、馳走の缺乏を來たせしのみ、先にホーハタンに於て爲せ, 製の皿に盛り、塗臺に載て出す、其臺は尺四寸四方尺高さにして、一人の前に一個つゝ食, 卓の上に排へたり、之に又各將〓油を注きたる皿を添ゆ、而して全體に通して多くの日本酒, 段高き所を提督及ひ上級の士宦及ひ使節等とす、斯くて全く席に付きしや、給仕は直に順, を供ふ、この日本酒は「サケ」と唱ひ、大麥酒の如くにして、米より蒸溜したる者なり、この, この饗應は其〓客をして滿足せしめし者にあらず、最も彼等は主人の丁寧なる禮義と油, 及ひ其士宦を招待して之を饗せんとす、是れこの時を俟て殊に準備されたる者なり、, て、彼等の趣好を滿足せしめざりしや明かなり、使節等は之を詫ひしも、其辯解は彼等の, 外、菓子又は蒸物等多く卓上に出されたり、食事の終りし時、種々の食物を載せたる盆を, 斷なき注意とによりて大に愉快を感せしと雖〓、其食物は普通のものに過きざりしを以, 應接掛ノ招, 食, 安政元年三月三日, 六五五, 酒
頭注
- 應接掛ノ招
- 食
柱
- 安政元年三月三日
ノンブル
- 六五五
- 酒
注記 (20)
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