『大日本史料』 11編 別巻2 p.321

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これを見たる時の驚嘆は一〓大なるものなりき、即ち我等は見事なる行列を整へて市に入, りたり、彼等の記憶に新なる高麗の使節はその數多くして、遙にこれを凌駕すべしと思は, れしが、我が使節が領主の一團の觀ありたるに比べて、彼の使節は宛も下僕の集團の如く, 人の所有に係る數艘の船に乘りて川を溯り、鳥羽に於いて上陸せり、都を隔ること我等の, 二マイルの地點なり、既に多數の人々同地に待受け、ポルトガル人のためには馬、一行の, の服裝、擧動及び體格の奇なるを見て心に留むることを喜びしなり、されば翌日に至りて, 荷物のためには車、パードレ等のためには同地に於いて使用せらるゝ、屋根を覆ひ、肩に, リスト教徒は、パードレ等に會ひて靈魂の救濟を得んために、その宿所を訪れ、日夜跡を, 舁きて運ぶ椅子を用意せり、この間、都にありては、全市を擧げて彼等を待受けたり、その, 武將なるが、五十四レグァを超ゆる遠隔の地より來りしなり、彼はパードレ等を慰め、ま, 斷たざりき、そのうちにかの有名なるジュスト・右近殿あり、彼は極めて高貴にして徳高き, た苦難に滿ちたるキリスト教會が被りたる打撃をともに歎きたり、かくて皇帝の兄弟の一, 行列の盛觀なることは想像せざりしと雖も、唯、我等を他の世界より來りし人として、そ, 出發し、大坂に三日間滯留して、一行を都に送る船の到著を待ちたり、その間同地方のキ, 發シテ京都, ニ向フ, 鳥羽ニ上陸, 高山長房, 朝鮮ノ使節, に等室ヲ出, づありやに, トノ比較, ス, 天正十年是歳, 三二一

頭注

  • 發シテ京都
  • ニ向フ
  • 鳥羽ニ上陸
  • 高山長房
  • 朝鮮ノ使節
  • に等室ヲ出
  • づありやに
  • トノ比較

  • 天正十年是歳

ノンブル

  • 三二一

注記 (25)

  • 497,622,62,2297これを見たる時の驚嘆は一〓大なるものなりき、即ち我等は見事なる行列を整へて市に入
  • 380,619,62,2299りたり、彼等の記憶に新なる高麗の使節はその數多くして、遙にこれを凌駕すべしと思は
  • 263,620,63,2296れしが、我が使節が領主の一團の觀ありたるに比べて、彼の使節は宛も下僕の集團の如く
  • 1202,621,62,2290人の所有に係る數艘の船に乘りて川を溯り、鳥羽に於いて上陸せり、都を隔ること我等の
  • 1087,627,61,2285二マイルの地點なり、既に多數の人々同地に待受け、ポルトガル人のためには馬、一行の
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