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まねく後人をさとらしめむとの本意にあり、されは、かへりて人のあさけ, 箱の底にふろくかくすといへとも、をのつからおちゝりて、みむ人のため, つけたる事、まことにそのおそれありといへとも、ひろく世につたへて、あ, えすして、五十五帖になしぬ、山谷先生か詩にいへらく、岷江初濫觴入楚乃, の聞をけることをかき加ふるのみにあらす、剩今案の臆説をさへしるし, には、あけてくやしからんことをはちおもひなから、なをとゝむることを, 無底と、かの奧入はまことに岷江のはしめといふへきにや、いまこの抄物, の楚にいりて底なきかことくなるは、世くたり人の心をろかにして、はか, 花鳥餘情弄花等之諸抄、然以其繁多、而不便一覽、雖校正之期於歸一、在微臣, りをもはゝからざるものならし、時に慶長三のとしみな月の中の九日、也, 先是、雖時々陪三光院内府講筵、不能畢功於全部、以爲遺憾焉、而後謄寫河海, 足の書軒にしてしるしおはりつゝ、岷江入楚と名つけたることしかり、, 〔岷江入楚〕, なきふしまてを、もらさず注釋せんとするかゆへなり、そのうへみつから, すさひさかなきことゝもを、より〳〵に書あつめたるになむ、浦島か子の, 此光源氏物語者、本朝風俗翫之、爲吟風弄月之捷逕矣、余, 夢浮, 橋, 題號ノ出, 細川藤孝, ノ跋, 處, 慶長十五年三月二十五日, 一一七
割注
- 夢浮
- 橋
頭注
- 題號ノ出
- 細川藤孝
- ノ跋
- 處
柱
- 慶長十五年三月二十五日
ノンブル
- 一一七
注記 (24)
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