『大日本史料』 12編 8 慶長十六年三月~同年十月 p.821

Loading…

要素

頭注ノンブル

OCR テキスト

計畫なりしに、此の如く變心せしは、神の攝理によれり、, 航海の困難は、尚ほ止まず、六月六日には、又、風波荒く、危險彌々加はりしか, 同月二十七八兩日間、東南の暴風吹き荒み、船底は強波の爲めに破損し、浸, 影響する所多かるべしと、思惟したればなり、, ば、司令官は、翌七日、航海士及び宣教師等を會して、協議したる上、高緯度に, 之に對して暴力を用ふべからざることを、船員に嚴命し、日本人に對して, らば、之を刑に處し、日本皇帝に報告すべき旨を諭したる後は、日本人皆恐, は、不平あるときは、直に司令官に訴ふべく、若し漫りに紛擾を起すものあ, 本人等は、此等風波の難に遭遇して、大に恐怖し、相約して、再び新イスパニ, 水甚しく、一時大に困難せしが、辛うじて之を防止することを得たり、同月, をなし、羊の如く穩和になり、殊に勝介殿は、極めて謹愼なりし故、司令官は, 彼と食卓を共にし、彼を厚遇せり、蓋し其報告は、日本にての一行の待遇に, ヤに航行せざるべきことを誓へり、初めは、多くの商品を調へて、再航する, りき、日本人は、初めは屡海員と衝〓せしかど、司令官より、日本人に反抗し、, 末日、再、び暴風吹きしが、翌朝に至りて止み、幸に破船するに至らざりき、日, テ再航ヲ, 波ヲ恐レ, 日本人風, 船員トノ, 衝〓, 風波ノ難, 斷念ス, ニ遇フ, 日本人ト, 慶長十六年九月十五日, 八二一

頭注

  • テ再航ヲ
  • 波ヲ恐レ
  • 日本人風
  • 船員トノ
  • 衝〓
  • 風波ノ難
  • 斷念ス
  • ニ遇フ
  • 日本人ト

  • 慶長十六年九月十五日

ノンブル

  • 八二一

注記 (26)

  • 519,606,60,1663計畫なりしに、此の如く變心せしは、神の攝理によれり、
  • 397,607,66,2224航海の困難は、尚ほ止まず、六月六日には、又、風波荒く、危險彌々加はりしか
  • 1097,610,66,2236同月二十七八兩日間、東南の暴風吹き荒み、船底は強波の爲めに破損し、浸
  • 1224,607,60,1378影響する所多かるべしと、思惟したればなり、
  • 278,612,66,2223ば、司令官は、翌七日、航海士及び宣教師等を會して、協議したる上、高緯度に
  • 1804,614,65,2216之に對して暴力を用ふべからざることを、船員に嚴命し、日本人に對して
  • 1567,616,69,2222らば、之を刑に處し、日本皇帝に報告すべき旨を諭したる後は、日本人皆恐
  • 1686,613,67,2217は、不平あるときは、直に司令官に訴ふべく、若し漫りに紛擾を起すものあ
  • 749,610,63,2212本人等は、此等風波の難に遭遇して、大に恐怖し、相約して、再び新イスパニ
  • 982,610,64,2228水甚しく、一時大に困難せしが、辛うじて之を防止することを得たり、同月
  • 1451,613,68,2225をなし、羊の如く穩和になり、殊に勝介殿は、極めて謹愼なりし故、司令官は
  • 1330,609,69,2230彼と食卓を共にし、彼を厚遇せり、蓋し其報告は、日本にての一行の待遇に
  • 632,621,64,2214ヤに航行せざるべきことを誓へり、初めは、多くの商品を調へて、再航する
  • 1919,616,67,2229りき、日本人は、初めは屡海員と衝〓せしかど、司令官より、日本人に反抗し、
  • 867,607,61,2229末日、再、び暴風吹きしが、翌朝に至りて止み、幸に破船するに至らざりき、日
  • 718,244,40,158テ再航ヲ
  • 761,242,42,162波ヲ恐レ
  • 807,245,40,168日本人風
  • 1935,245,41,161船員トノ
  • 1888,245,43,86衝〓
  • 1143,242,41,173風波ノ難
  • 674,236,39,123斷念ス
  • 1098,251,38,109ニ遇フ
  • 1979,250,40,159日本人ト
  • 181,675,45,428慶長十六年九月十五日
  • 178,2425,45,106八二一

類似アイテム