『大日本史料』 12編 11 慶長十八年三月~同年九月 p.446

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原鼻船に乘、案内する處に、中松江母て大浪一つ來りそ、黒田殿ノ船へ打込、, 思ふものが、夫程の氣の不付事有へき歟、筑前めが、家康乃内意なく之見舞, 原大膳これまて被爲送、過分至極ニ存候、此御禮き、來春駿河にて可被仰候, それを聞ンと〓こき有たれ、流石我小性立にて、馬の先にて用に立ンと, と述る、幸長不興しそ、それ計り歟と被申、永原赤面しそ、ヤヽ有て、扨て今日, 長悦待受らる、大膳着岸して、筑前樣被仰候、昨日より今日迄御馳走、殊に永, 田乃多倉崎へ入さ勢可申と被申ニ付、扨さらば〳〵と黒田殿は被出候、永, 迷惑仕候義御座候、黒田樣御船へ大波二ツ打込申候、黒田樣ニは屋形の戸, 出させたり、須本迄送り、色々馳走して、刀なとくれ、大膳を〓す、其内幸長き, 奴にそなし、幸長か江戸駿河へ氣色惡敷とて不參樣子、見て參れとある事, ヤレと云内に、又一ツ打込、上下皆濡レて、大膳も迷惑して、漸船を下知しそ, ぶ濡に成申候て、扨々迷惑仕候と云、幸長大きに機嫌よく、扨々滿足したり, 川口濱に上り、大幕走らかし、酒宴して居らるゝ内、永原か船見へ候と云、幸, ををて御座有し故、少しならてき御ぬれなさるましく候、其外き皆上下ず, 成へし、只あれが見舞筈にそなし、左あれはとす、明日にも幸長退治可仕と, 舞ト家康, 長政ノ見, ノ内意對, 幸長, 慶長十八年八月二十五日, 四四六

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  • 舞ト家康
  • 長政ノ見
  • ノ内意對
  • 幸長

  • 慶長十八年八月二十五日

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  • 四四六

注記 (21)

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