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寺乃先手を乞、一番にしかけ、諸人顏をもむくべからけな場へ詰よせ、疵を, 長これを聞て、家臣どもをも召集め、吾思ふ子細あつそ、人を抱へたく思ふ, 冥利なき者を、某等が同隷には、近比口惜き次第なりと申、利長、〓れはこそ, 臆病者かれと、珍ら敷物語ととにいへは、諸人語て笑ひ種とす、前田宰相利, 人か京乃西山に蟄居して有〓るを呼出し、一萬石の祿を給はらんとの義, 我に知行を與へよといひしは爰なり、彼藏人は、鎗をつく事は、兼て名譽は, くは御意に隨ひ候はんと申けれは、そのとき、別乃義にそなし、彼富田藏人, なり、藏人、某はもはや廢りし者なれは、罷出て再ひ武士の業をつとむる事, を扶持せんと思ふなりと有しとき、諸臣大に嘆じ、總して大將の武功有者, 得たれども、腹切事は日本一乃下手なり、此肥前守が所にては、腹を切事は, 間、知行一万石を我に與へよかしと宣へは、諸臣承て、勿躰なき仰かれ、とか, いらす、唯鎗をつく事を用るなり、一萬石は廢り物そと思ひ候へと有て、藏, を抽賞あるは、諸士に勇氣をはげましめと爲にて候はずや、彼は武士道の, あたはすと再三辭退申けれとも、無躰に呼よせ抱へらるゝ處に、今度大聖, にれて退、京中の貴賤見物に聚りたる者とも、みれ掌撫て大笑し、日本一乃, 慶長十九年五月二十日, 一〇五
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- 慶長十九年五月二十日
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- 一〇五
注記 (17)
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- 1704,575,67,2219長これを聞て、家臣どもをも召集め、吾思ふ子細あつそ、人を抱へたく思ふ
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