『大日本史料』 12編 14 慶長十九年五月~同年九月 p.851

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き淫聲なり、其の作り、琵琶に似たるやうにて、琵琶に比ぶれば形甚いやし, へて昔は翫びけるにや、延喜式に載せたり、今の三線は、阮咸の遺制なりと, 徳をやしなふたよりなるへし、, の女、三河國矢作の宿の長者の娘淨瑠璃と云ひし者のことを、十二段の昔, 物語に作りしを、其の頃の目くら法師、これにふしを付けて語り出だしゝ, 此の國に傳へしと云ふ、昔晋阮咸が造りし樂器を阮咸と云ふ、此の國に傳, 云ふはいかゞあらん、阮咸はいかなる制にてか有りけん、今の三線は甚し, を引起して、放僻邪侈に至らしむ、其害云ふばかりなし、士君子の假にも聞, んと、時々翫ふべき事にや、婦女ニも筆をひかしむへし、組ニてやむへし、女, くべき物に非ず、淨瑠璃と云ふ物、三線と同じ頃に始まれりと聞ゆ、小野氏, とかや、後の人是にならひて、色々の昔物語を彼の體に造りて玩ぶ、もと淨, く、是を彈ずるさまも極めてみぐるし、此の聲纔に發すれば、俄に人の淫心, れにいるといへり、昔をしたはゞ樂の筆〓〓〓、今の音曲ニても謠小謠な, 瑠璃に過ぐる淫聲なし、三線は、琉球國の樂器なるを、慶長のころとやらん、, 〔獨語〕今の世に淫樂多き中に、絲竹の屬は三線、うたふ物のたぐひには、淨, 璃ニ過グ, ル淫聲ナ, 三線淨榴, 人ノ淫心, ヲ引起ス, 慶長十九年九月二十一日, 八五一

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  • 璃ニ過グ
  • ル淫聲ナ
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  • 人ノ淫心
  • ヲ引起ス

  • 慶長十九年九月二十一日

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  • 八五一

注記 (22)

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