『大日本史料』 12編 14 慶長十九年五月~同年九月 p.850

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子の遺聲也といふ、箏は寛永中、八橋〓投の箏を變して十二組を作りしよ, 今蒐釆衆説以備攷覽云, は寛文の頃、琉球國より傳はりたりといふ、初は娼家にのみありて、妓女の, 蕩滌し、氣血を和順し、徳を養ふべき也、心中しはらくも和せず樂まされは、, 出たり、よき事とはおもはれず、勁正莊誠之音作而民肅敬し、流僻滌濫之音, かてかかほとまて細密ニは有べき、武家に鳥銃ありて、射藝すたれ弓矢の, り起る、三線は元の世に□中より傳ふと草木子といふ書に記せり、本朝ニ, り、今はさもなし、淨瑠理三味線はま〓に淫聲にてそ有べき、鄭衞の音もい, 作而民淫亂すといへり、淨るり三味線は士大夫の聞へきものニあらず、古, 道衰ふ、樂器に三線ありて、箏琵琶廢れて、音樂の道亡ふ、みれ夷狄の國より, は君子故れけれは、琴瑟身を放さずといへり、音樂は欝滯を導引し、邪穢を, 意をひさく具なりけれは、近き頃迄は、士大夫の妻女は手ニ取事をも耻た, 靡之樂、衰世之音耳、聖教之日替、風俗之歳頽、未必不由此、移風易俗果足徴矣, 鄙詐の心これにいる、外貌しはらくも莊ならす敬れらされば、易慢の心人, 淨瑠理小哥は文祿慶長の頃より興る、昔の早哥白拍, 〔護園談餘〕, ○下, 略, ○上, 略, 士大夫ノ, 妻之ヲ手, 三味線ハ, ニ取ルヲ, 耻ヅ, 線アリテ, 樂器ニ三, 亡ブ, 音樂ノ道, 衰世之音, 慶長十九年九月二十一日, 八五〇

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  • ○下
  • ○上

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  • 士大夫ノ
  • 妻之ヲ手
  • 三味線ハ
  • ニ取ルヲ
  • 耻ヅ
  • 線アリテ
  • 樂器ニ三
  • 亡ブ
  • 音樂ノ道
  • 衰世之音

  • 慶長十九年九月二十一日

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  • 八五〇

注記 (32)

  • 1417,580,59,2211子の遺聲也といふ、箏は寛永中、八橋〓投の箏を變して十二組を作りしよ
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