『大日本史料』 12編 14 慶長十九年五月~同年九月 p.795

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になり來れり、猥〓の甚敷淫聲にして人心を流蕩せしむ、三味線の聲き淫, 催しむ、本き鉦皷をならし謠しに、今き三味線に和する〓になれり、, 教者とて、むかしは經文にふしはかせなとをつけて、人を濟度せしものあ, あるものゝ事を作りしゆへに、頗る文雅なりしに、近世き其調き、いやしき, ものゝ色慾に溺れ、淫亂にして家を亡し身を喪ふ事を作れり、其詞は鄙俗, 淨瑠璃き、俗説に、小野氏の女三河國矢作の宿長か女淨瑠璃といひし者乃, 箏といふ物出來りて、三味線に合せ謠聲を發す、淨瑠璃き、初めき古人の名, の變調是より起れり、箏は本雅樂の器なれとも、今き一種の變調起り、筑紫, 事を、十二段の詞に作りて謠ひしゟ始れり、此曲世にさかんに行われ、種々, の縁起をうたひて、世人を佛道にすゝめ、悲哀を主として、人をして流涕を, 了おこりし故なるへし、太夫の名有も説經者にさつたしろおこりなり、, 其濫暢さたかならずといへ共、説經師より始れりといふ、説經き本佛菩薩, りし也, 今世に流行する淨瑠璃三味線ほと淫聲なるはなし、, 〔卯花園漫録, 淨瑠璃のふしに説經、あるひは輪聲れといふも、いにしへ説經, 〔橘窓自語〕一淨瑠璃といふものは、もと説經より出しものなるへし、説, 後編, ○中, 略, 五, 變調ニ對, スル批評, 淨瑠璃二, 淨摺璃ノ, 説經節, 淨〓璃ト, 聲, 味線ノ淫, 慶長十九年九月二十一日, 七九五

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  • 後編
  • ○中

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  • 變調ニ對
  • スル批評
  • 淨瑠璃二
  • 淨摺璃ノ
  • 説經節
  • 淨〓璃ト
  • 味線ノ淫

  • 慶長十九年九月二十一日

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  • 七九五

注記 (31)

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