『大日本史料』 12編 20 元和元年五月 p.155

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何れにありしとしても、日本の最も智惠あるものゝ確信し、又最も世事に, 得て、大坂が彼の如き不幸なる結果を見るに至らざりしならんといふ、, 其惡事を行ひたる場所に於て、僕等は之を寸斷せり、此の陰謀は、内府の考, に出で、大坂方の頭又は指導者として、大野修理に對して行はれたるもの, 近づき、忽ち密に劔を取り出して其脇腹を刺し、深き傷を負はしめ、長く床, 失はず、世人が甚だ恐れ、又想像せし所の事を實行したらんには、是れ決し, 大なる苦痛を與へたるに拘はらず、共謀者を知ることを得ざりき、依つて, て困難なることにあらざりしが故に、或は敵の手より其笏を奪ひたるべ, 野修理城外に出でし時、一人恰かも之と語らんと欲する状を示して、之に, に就くに至らしめたり、修理の僕は、刺客の手を後に縛し、之を栲問に掛け, 通じたるものゝ言明せる所に據れば、秀頼が大坂方のものと共に、時機を, 右の如き状態に在りし間に、一日秀頼の重臣にして又親しき友人なる大, るものとして、己の利盆を計らんと考へたるなり、然れども主張の正否は, く、然らざるも之を窮境に陷れ、帝國内の權力を分つの協約を結ぶことを, はしめ、此の如くして己の責を免れ、其意に反して戰爭に引き入れられた, 大野治長, 刺サル, 元和元年五月八日, 一五五

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  • 大野治長
  • 刺サル

  • 元和元年五月八日

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  • 一五五

注記 (19)

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