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使とてゝ、そも〳〵此度都にて、路次の先陣後陣定られしに、上杉は三番、徳, に徳川殿の御勢六七百、既に宮嶋の宿に陣をとる、安田、徳川殿の御家人に, されてけり、天正十二年の夏、信吉佐渡の國におしわた〓て、國人等を攻し, は十八年、北條ほろひ、文禄のはしめ、朝鮮の軍起り、本朝の大名〓〳〵く軍, 勝都に上りて、豐臣關白に見參あり、從三位に敍し中納言に任す、家人直江, 宮嶋の宿に陣とらんとす、上杉か侍大將安田上總介先陣にうつ、かゝる所, 此所に陣取らせ給ふ、お〓たて參らせむ事も穩便ならす、又先陣の陣取ら, たかへ、常に景勝か先陣して、國中の亂をたいらけぬ、同き十七年十一月、景, 川殿は四番とこそ承れ、それに上杉に先達て陣とらせ給はん事、かなふへ, 軍せんとひしめく、藤田能登守信吉、安田に繼きて押來り、此由を見るより, 山城守兼續、四位の侍從になされ、藤田能登守信吉等、從四位下に敍す、明れ, 勢を引具し、肥前の名護屋に馳あ〓まる、中納言景勝、安藝國にさしかゝり、, からす、速に此所をさけわたさるへしといはせけれは、忽に爭論起り、同士, 給り、藤田か手のもの二百五十騎、寄騎の侍五十人、都合三百騎の大將にな, も、兩陣の間にかけ隔て、徳川殿の御家人村越茂助等に對面して、御勢既に, 陣所ヲ爭, 調停ス, 上杉勢ト, 信吉爭ヲ, 徳川勢ト, ノ亂ヲ平, 信吉佐渡, 元和元年十二月二十七日, 二四九
頭注
- 陣所ヲ爭
- 調停ス
- 上杉勢ト
- 信吉爭ヲ
- 徳川勢ト
- ノ亂ヲ平
- 信吉佐渡
柱
- 元和元年十二月二十七日
ノンブル
- 二四九
注記 (24)
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