『大日本史料』 12編 24 元和二年二月~同年四月 p.517

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おもふへし、臣下君に似する時は、其臣忽亡ひ、主君臣下の座に有時は、是, 又家を失ふ也、近頃關東に、千葉に原、原に高木とて有、千葉は主君なれと, し、武家には楠正成を名將とす、兩人共にかゝる政道にては、世は治るほ, 大小上下共に、我末まても用る事〓かれ、, せし故、千葉、原、高木三人共、一度に滅亡せり、似せ者かる故也、公家武家の, 勤各別なり、後醍醐天王建武の亂に、公家ニは萬里小路藤房卿を賢人と, しき事を知、藤房遁世有、則妙心寺二代目の和尚也とかや、正成は湊川に, 原か家老なれとも、凡三四十萬石の主なり、此主從三人の領知合百萬石, 業平侍に成と見えたり、左樣の風有もの我堅く嫌ふ也、昔より乃説に、武, も五六萬石の身上也、原は千葉か家來なれ共、廿萬石を領せり、高木は又, れは、公家は武家をま〓し、武家は公家を似する物そ、是則其家の滅亡と, て潔く討死す、是公家武家銘々の職を知たる人也、武道不案内なる武士, に近よ身上なり、本主人の千葉に任置かは、家滅亡有ましきに、次第相違, 一又御意に、男は男の心を持たるかよし、歴々の者か、女童子に氣を奪れて, 〔本多忠勝聞書〕, 公家ト武, 似ルヲ誠, 家トハソ, ノ風ヲ眞, ノ本分別, 武家公家, 士臭キガ, 武士ハ武, ナリ, 好シ, 元和二年四月十七日, 五一七

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  • 公家ト武
  • 似ルヲ誠
  • 家トハソ
  • ノ風ヲ眞
  • ノ本分別
  • 武家公家
  • 士臭キガ
  • 武士ハ武
  • ナリ
  • 好シ

  • 元和二年四月十七日

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  • 五一七

注記 (27)

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