『大日本史料』 12編 24 元和二年二月~同年四月 p.548

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失ひ給ひたるは、國家の道しろしめさぬ故なり、又内裏を殿上と云、關白, て思ふ、武道不案内なる者をは、忘れても大小共に用へからす、第一恥を, 奢風流を好み、己の家の柱の朽るも、軒瓦の墮行もしらさる故、大風暴雨, を殿下と云、將軍を殿中といふ、是則天地の表也、天地の格は定りたる事, 幕は内にて張道具にてなし、府は家也、此意は外家といふ意なり、然るに, 示せり、是を以、それ〳〵の家業を深く勤るものを、不便と思ふそ、就中兵, しらす、恥をしらされは義理を失ふ、又虚言輕薄多し、輕薄者は必臆病也, 謂レさる劒戟をぬり給ひ、玉躰を惱まされ、夫のみならに、皇子迄故なく, 來て、一時に其家を亡す者そ、西國に大内義隆、東國に上杉憲政、近くは今, 家の治亂も一日に治り、一日に亂る、是故に殿中といふて、治定せぬ所を, なきもの也、今有と思へは、忽にうせ、又無と思へは即出生することく、國, 國を治て大平の時に至り、武家幕府を忘れ、公家の如く、詩歌を事とし、華, 川氏眞なと、此道理を取失、家國滅亡えり、又天子に後鳥羽院、後醍醐天王, 家不案内にしては、一度打負ては、罪なき嬰兒まても亡ひぬるそ、是に依, 臆病れる者の癖として奢多し、如此の者は、味方と成て大〓逆意を企ぬ, 元和二年四月十七日, 武道ヲ忘, ラザルモ, レ詩歌ヲ, ノハ用フ, 武道ヲ知, 專ニシテ, 國ヲ亡シ, ベカラズ, ヽ人々, 五四八

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  • 武道ヲ忘
  • ラザルモ
  • レ詩歌ヲ
  • ノハ用フ
  • 武道ヲ知
  • 專ニシテ
  • 國ヲ亡シ
  • ベカラズ
  • ヽ人々

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  • 五四八

注記 (26)

  • 1101,718,66,2167失ひ給ひたるは、國家の道しろしめさぬ故なり、又内裏を殿上と云、關白
  • 402,719,60,2158て思ふ、武道不案内なる者をは、忘れても大小共に用へからす、第一恥を
  • 1562,714,73,2170奢風流を好み、己の家の柱の朽るも、軒瓦の墮行もしらさる故、大風暴雨
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