『大日本史料』 12編 25 元和二年五月~同年是歳 p.508

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を附するも、そは彼には無關係なれども、蘭人より高價なるときは、喜ばれ, ゝと同一の價にて、我等の鋼鐵を賣るに決しぬ、, にして、何物か購入せらるゝならば、我より正當の代價を要求するは、我等, 皇帝の役人に告ぐべしと云ひ、尚鋼鐵に關して、蘭人は皇帝に之を一斤二, 我等の蒔繪職人も、同一細工の小文机を齎し來れり、予は寧ろ此等の贈品, ざるべしと忠告せられぬ、予は之に答へて、我等の鉛は蘭人の鉛に比し勝, 當地に於けるキヤプテン・アダムスの舊定宿の主人は、嘗て屡彼を嘲笑せ, し由なるが、彼は予を來訪し、蒔繪細工のトランク状の日本小箱を贈り又, 皇帝に對し、悦で七十匁にて提供せんとす、若し彼等の意に適はゞ、其相場, れり、而して我等は之を齎し來るに少からぬ費用を要しぬと云ひ、尚皇帝, の高低如何を論ぜず、今後常に上記の價格に定め置くべしと、彼は此旨を, 匁にて賣りしことを語られたり、斯くて予は讓歩する所あり、蘭人がなし, を受けざるを欲す、盖し古來の諺の如く、彼等は鯡の子を持參して、鯡を得, の特權なり、又現在當地にては、鉛の價は百斤七十匁半なり、然れども予は, んとするものなればなり、, 競爭, 蘭人トノ, 元和二年八月二十日, 五〇八, 元和二年八月二十日

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  • 競爭
  • 蘭人トノ

  • 元和二年八月二十日

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  • 五〇八
  • 元和二年八月二十日

注記 (20)

  • 1800,653,64,2206を附するも、そは彼には無關係なれども、蘭人より高價なるときは、喜ばれ
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  • 1684,653,66,2215ざるべしと忠告せられぬ、予は之に答へて、我等の鉛は蘭人の鉛に比し勝
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  • 518,650,68,2210し由なるが、彼は予を來訪し、蒔繪細工のトランク状の日本小箱を贈り又
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