『大日本史料』 12編 28 元和三年九月~同年十二月 p.285

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したがひ學わとぞ、よしの島原にあわし日、ある客舍へ, かふ人も見えざるに、いやしからぬすまゐ、もてなしの心あるにおどろき, 家あるじにあたふ、主笑ひて、是計の事に何の價をかうけ侍らんとかへし, たれば、はては人がわれを欺し也とて、又首にかけて出られぬ、よしのふし, らじなど聞たれば、それこだわぬしのむすこの住所、その女はかのよし野, しが、其日本阿彌光悦にまみえて、いとあやしき〓、よもへんぐゑにてはあ, 銀入〓しと人いへわ、はらば是をとて、首にかけたる財布よわとうでゝ、其, りて、いばおくへおはしませといざなふを、僧は立ながらほく〳〵と見て、, よく見せたり、今は用なし、はやかへる〓し、たゞし是をみるには、一百錢の, よしのは名妓也、かる〳〵しく見給ふべきにあらず殊にはる御身にては, もてあまして、せんかたなくかくと告たれば、何とかおもひけん、ついきた, 似げなしとあら〳〵しくいへども、僧きかず、たゞ見るべしとうごかねば、, 也、よもにくからじ、今は勘當ゆるし給へと勸たれば、父も心とけて、其詞に, 僧きたりて、よしのとやらんいふ女一目見たしといふ、あるじ頭をふわて、, て、折ふし釜の湯乃にえたれば、うす茶をもてなしぬ、あるじもあらず、召つ, 一人の, これを揚屋, と通稱す, 日乾, 吉野ト僧, 元和三年十一月二十二日, 二八五

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  • これを揚屋
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  • 日乾
  • 吉野ト僧

  • 元和三年十一月二十二日

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  • 二八五

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