『大日本史料』 12編 31 元和五年七月~同年十月 p.365

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たり、, きて、他人と共に牢内に入らしめざるやう取計ひ置きたりしが、娘は泣い, て、天に向ひ號叫し止まざりしかば、果は彼女を泣きやましめんが爲めに、, 娘を母に引渡さゞるを得ざりき、彼女は飢〓、鐵鎖及び死の責苦に脅かさ, れしも、常に依然として、それ等一切のものを蔑み笑ひたり、伊賀殿の家來, 當然にして、又殆んど自然に出づるものなりき、, て、彼女の決心を賞讚措く所なかりき、彼女は遂に盲目となり、たゞ天帝の, この母にしてこの娘ありき、役人は彼女の娘マルタを別の所に隔離し置, く間、車上に跪座して一心に神を念じゐたり、この事たる、彼女にありては, 〓されたしとの一言なりしかば、番卒、兵士等は、〓然として驚くばかりに, なり、妾は永年望み來りしが如く、わが創世主のために死することを得ば、, この牢獄にて死するも、將又他の處にて死するも、なんの事かあると答へ, ルッフィナの敬虔は、常に顯著なるものなりき、彼女は長き途を引かれ行, 共は、日々彼女を欺かんとして、啗はすに利を以てし、或は威嚇したれども、, 彼女の口より吐き出さしめ得たる言葉は、たゞ、妾は教のために母と共に, まるた, るっふい, な, 元和五年八月二十九日, 三六五

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  • まるた
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  • 元和五年八月二十九日

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  • 三六五

注記 (20)

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