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して勉學に努めたる數人の同郷人を有せり、彼等は總べての點に於て彼とは異なる品性, き、而も彼等は彼をも等しく穢はしき動物たるべく驅り立つる事無くしては彼等自身の, を〓くべく彼の許へ遣せり、去る程に件の惡女は華かに著飾りて彼の面前に現はれ語る, は若き一人身にして旅の途上日暮れたれば、我が身に黄金竝びに寶石を纒ひし儘ナポリ, するに斯く語りき、今宵一晩、貴下の寢室の片隅にて過させ給へかし、何となれば、妾, の持主なりき、就中彼は汚なき純潔を保ちたるが、彼等は放蕩三昧の不潔卑猥の徒なり, と、されど此の度は、かの跪計は筋書通りには運ばれざりき、彼はいみじくも彼女が何, も之に倍して邪惡にして美々しく著飾りたる遊女に、語るべき言葉を充分言ひ含め、彼, が唯こ一人勉強し居りたる或る謝肉祭の夜、意表に出づる事に依りてのみ彼を籠絡し得, への遠距離を歩きて之を〓奪せんとする者に遭遇するの危險を冒す事を欲せざればなり, べしと信じて、彼女に同情を催すべく裝はしめて、〓如、何の心積りも無き處へ、不意, も辛き風情にて、自己に對して憐憫の情を起さしめんとの所作を爲せり、彼女は之を要, 斯かる状況に滿足せざりしを以て、一段と惡質なりき、即ち、一人の若く且つ美貌なる, を爲さんとして來りしか、即ち、〓奪に遭遇せざるべく身の安全を計るに非ずして、彼, 遊女, 元和八年八月五日, 五〇四
頭注
- 遊女
柱
- 元和八年八月五日
ノンブル
- 五〇四
注記 (17)
- 1785,700,56,2229して勉學に努めたる數人の同郷人を有せり、彼等は總べての點に於て彼とは異なる品性
- 1552,699,56,2226き、而も彼等は彼をも等しく穢はしき動物たるべく驅り立つる事無くしては彼等自身の
- 958,698,57,2232を〓くべく彼の許へ遣せり、去る程に件の惡女は華かに著飾りて彼の面前に現はれ語る
- 608,702,57,2227は若き一人身にして旅の途上日暮れたれば、我が身に黄金竝びに寶石を纒ひし儘ナポリ
- 722,700,57,2230するに斯く語りき、今宵一晩、貴下の寢室の片隅にて過させ給へかし、何となれば、妾
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