『大日本史料』 12編 31 元和五年七月~同年十月 p.537

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其後如竹は伊勢藤堂侯に仕へ、寛永の初、四書文之點を, 窩の功を賞じて、其學を推尊ぶといへども、心に是を鄙んじ、肯て其學に從, 夫朱學の盛に興るは、惺窩、羅山の時にあり、然れども桂庵が朱學を本藩に, 己が功とせるを證すべし, 始て板行す、道春點の板行は其後に出づ、道春點も文之點に本づくといふ、, 傳ふは、實に文明の時に係れば、尚食かに百有餘年の前にあり、且四書朱註, はず、歸て文之に受けしなり、此事を見ても、惺窩が正龍寺の本を剽竊して、, 如かずと、廼ち京師を辭して、本藩に歸り、文之和尚が門に入り、朱學を受く、, 正龍寺より借つて寫し、京師に携へ歸りし事を熟聞す、故に京洛の諸儒、惺, るごとに、必ず山川に泊す、因て惺窩の嘗て朱註訓點本及ひ家法和點等を, 行はる〓百有餘年也、今其流を此に〓んより、本藩に歸り、近く其源を尋に, 研精覃思すること凡八年といふ、如竹は本貫屋久島の人、屋久より往還す, 其徒、如竹を勸めて、朱子新註を學ばしむ、如竹對へて曰、朱學の如き吾藩に, 十歳、如竹は二十四, 歳の時に當れり、, 受く、如竹の高足なり、喜春、慶長十年を以て生れ、, 、愛甲喜春は、志布志の人、如竹が門に入て朱學を, 録あり、上文所記の事實は其書に見ゆ、又按ずるに、惺窩は文之より少き, 貞享三年を以て沒す、年八十三歳なり、喜〓、平日如竹が説を聞て、所著の實, と五歳、如竹は文之より少きこと十五歳、羅山は文之より少き〓二十七歳、, 皆同時に係る、又惺窩の山川に來しは、年三十八歳の時なり、是文之は年四, 文之點〓, 基クトノ, 道春點モ, 本ヲ剽竊, 正龍寺ノ, シテ己ガ, 功トナス, トノ説, 説, 元和五年九月十二日, 五三七

割注

  • 十歳、如竹は二十四
  • 歳の時に當れり、
  • 受く、如竹の高足なり、喜春、慶長十年を以て生れ、
  • 、愛甲喜春は、志布志の人、如竹が門に入て朱學を
  • 録あり、上文所記の事實は其書に見ゆ、又按ずるに、惺窩は文之より少き
  • 貞享三年を以て沒す、年八十三歳なり、喜〓、平日如竹が説を聞て、所著の實
  • と五歳、如竹は文之より少きこと十五歳、羅山は文之より少き〓二十七歳、
  • 皆同時に係る、又惺窩の山川に來しは、年三十八歳の時なり、是文之は年四

頭注

  • 文之點〓
  • 基クトノ
  • 道春點モ
  • 本ヲ剽竊
  • 正龍寺ノ
  • シテ己ガ
  • 功トナス
  • トノ説

  • 元和五年九月十二日

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  • 五三七

注記 (32)

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