『大日本史料』 12編 32 元和五年十一月~同年十二月 p.339

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垣、塀などに圍まれ、甚だしき困憊の裡にありても、尚彼等の一人が言明せ, めに絶命せざりしは、驚歎に値する所なりと記したるによりて推知せら, をば送り給へ、我等は危險なく之を牢内に差入れんことを取計ふべきな, りと申入れたり、パードレ・スピノーラは之が惡しき結果を招來せんこと, りて、飢餓の爲めに、殊に斯くも狹隘なる場所に、斷えず充滿する惡臭の爲, 小徑を殘し、其小徑には斷えず看視の者を多勢立たせ置きたり、斯の如き, 設け、其cの中には茨の密生せる生垣をしつらへ、風も通はぬ狹き一筋の, を憂へ、固く之を拒みしが、窮迫は強ひて糧食を獄内に入らしめたり、牢屋, たる牢屋に移されたり、其處は普通の土塀を廻らしたる上に、二重の柵を, ライ・アムブロジオが管區長に宛てたる手紙に、我等一同、此土牢の底にあ, るべし、其後彼等はあらゆる惡質の大氣に曝さるゝ丘陵地に新築せられ, は此處にて實に想像も及ばざる辛酸を嘗めたり、そは我がゼズス會のフ, は周圍に龜裂を生じ、壁は傾き、其下敷となるを避けんが爲めには、直に之, を新築するの外なく、囚人等は、一時闇黒なる土牢に收容せられたり、彼等, に在る修道者の長老達に宛て、努めて安全なる手段によりて、彼等に糧食, 教徒ヲ土, 築ニ依リ, 牢ニ移ス, 新築牢獄, 牢獄ノ新, ノ落成, 元和五年是歳, 三三九

頭注

  • 教徒ヲ土
  • 築ニ依リ
  • 牢ニ移ス
  • 新築牢獄
  • 牢獄ノ新
  • ノ落成

  • 元和五年是歳

ノンブル

  • 三三九

注記 (23)

  • 300,633,66,2185垣、塀などに圍まれ、甚だしき困憊の裡にありても、尚彼等の一人が言明せ
  • 879,635,66,2181めに絶命せざりしは、驚歎に値する所なりと記したるによりて推知せら
  • 1810,630,64,2178をば送り給へ、我等は危險なく之を牢内に差入れんことを取計ふべきな
  • 1690,629,65,2183りと申入れたり、パードレ・スピノーラは之が惡しき結果を招來せんこと
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