『大日本史料』 12編 35 元和六年是歳~元和六年雑載 p.64

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れば、余は暴力を振ひて、汝の肉體より靈魂を引出すべし、我等の法令の敵なる異國人司, か、然らば余は意の儘に振舞はん、汝がかの衣類の主と、その在る所とを告白するに非ざ, 酷なる方法を以て、之を吐出さしむるものなり、彼はその身に加へらるゝかゝる苦痛を停, 祭の衣類たることは明かなり、我等は手段を盡して、これを知らんと欲すと云へり、かの, ティアは半ば死せる者の如く、嘗て彼が捕へられし、管區長師父の宿れる街を進み行きた, り、スケンダィオの家に至るに、更に新なる苛責加へられたり、そは水を飮ましめて後、殘, し事情を明かにせんと希望せし故なり、彼は暫し呼吸を休め、刑吏等の愚鈍なるを嘲笑し, て言へり、一司祭平戸の島に住めりと、スケンダィオその何人なるかを問ひしに、マッティ, 失ひたり、知事は彼をして發言せしめんとする望を絶ち、これをスケンダイオの許に送, れり、スケンダィオは休息を取ることをも欲せず、彼の事に意を注ぎつゝありしなり、マッ, 運び來り、更に鼻孔と耳孔より注ぐ事を強ひたり、マッティアは、恰も偶像の如く、又苛責, アは、師父ピエトロ某なり、彼は既に背教者となれりと答へたり、汝は尚も余を愚弄する, 止せんことを懇願せり、彼等はこれを快諾せり、蓋し師父等の在る所を知り、彼が奉仕せ, を受けつゝある體〓が、恰も己のものに非ずして、他人のものなるかの如く、全く感覺を, 殉教者は首を傾け、舌を出して、喪心するに至れり、これを見て、傲慢なる一人、彼に近附き, 元和六年是歳, 六四

  • 元和六年是歳

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  • 六四

注記 (17)

  • 391,617,59,2182れば、余は暴力を振ひて、汝の肉體より靈魂を引出すべし、我等の法令の敵なる異國人司
  • 504,613,60,2183か、然らば余は意の儘に振舞はん、汝がかの衣類の主と、その在る所とを告白するに非ざ
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  • 857,610,59,2190し事情を明かにせんと希望せし故なり、彼は暫し呼吸を休め、刑吏等の愚鈍なるを嘲笑し
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