『大日本史料』 12編 35 元和六年是歳~元和六年雑載 p.108

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この頃ベント・フェルナンデ, きたり、この地は日本の傳説によれば、神々の發祥の地なり、同地の土民は、これ等虚妄の, は貴族より出でし一老人よりこの役を勤むべしとの提言を受けたり、この老人は果して, なり、キリスト教徒は、熱情に燃え、神聖なる秘蹟の力を頼みて、現世にて何物をも恐るゝ, 神々の熱狂的なる歸依者にして、日本全國の住民の中に於いて、最も眞理に叛ける人民な, ところなかりき、長崎に於ける殉教の報大坂及び堺に傳へらるゝや人々は宿主の報酬即, 師父は姿を醫師に變へ、或る島々を訪れんとせしが、案内すべき從者無かりき、されど彼, ち血潮の榮冠を受けんとして、競つて宣教師に隱れ家を提供すべきことを申出でたり、一, 四名の耶蘇會宣教師等は、五幾畿内及びその附近の國々を歴訪せり、小教區長師父フランシ, ス・キリストの同胞を得たり, を獻げて、その家をも家族をも顧みざること、實に八箇月に及べり、, り、然れども神意は、その地にも選ばれし人々を作り、幸福なる流刑者等は、間もなくイエ, イエス・キリストの下僕となり、比類なき尊敬と熱情とを以て、この師父の指圖にその身, スコ・パシェコ、ジュアン・バティスト・ポルロ、ベント・フェルナンデ及びディエゴ・ユウキ等, 言するや、一五九六年五月二十二日, 以來、尊敬すべき師父ヴァスコ・ピレが殉教を豫, 友を有したり、その會友は創世紀〓説の著者なり、一五八七年一, エヴォラに於て、耶蘇會に入れり、時に十七歳、尋で師父アルベール・, ○中略、阿波徳島城主蜂須賀至鎭卒スル, コトニカヽル、二月二十六日ノ條ニ收ム、, エボラの大司教管區ヴィラヴィシオザに近きヴィラ・ド・ボルバに於て、ミゲル・, ル、二月三十日ノ條ニ收ム、, ○中略、京都火災ノコトニカ, ノェルナンデとイサベル・アフォンソとの間に生る、彼は耶蘇會に同姓同名の會, 年二當ル, ○天正十五, ○集長元年四月, 二十五日ニ當ル、, 教師, 四名ノ宣, で江戸ニ, べんとふ, えるなん, 送ラル, 元和六年是歳, 一〇八

割注

  • ○中略、阿波徳島城主蜂須賀至鎭卒スル
  • コトニカヽル、二月二十六日ノ條ニ收ム、
  • エボラの大司教管區ヴィラヴィシオザに近きヴィラ・ド・ボルバに於て、ミゲル・
  • ル、二月三十日ノ條ニ收ム、
  • ○中略、京都火災ノコトニカ
  • ノェルナンデとイサベル・アフォンソとの間に生る、彼は耶蘇會に同姓同名の會
  • 年二當ル
  • ○天正十五
  • ○集長元年四月
  • 二十五日ニ當ル、

頭注

  • 教師
  • 四名ノ宣
  • で江戸ニ
  • べんとふ
  • えるなん
  • 送ラル

  • 元和六年是歳

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  • 一〇八

注記 (36)

  • 294,625,54,689この頃ベント・フェルナンデ
  • 1779,623,68,2191きたり、この地は日本の傳説によれば、神々の發祥の地なり、同地の土民は、これ等虚妄の
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  • 1095,625,63,2188なり、キリスト教徒は、熱情に燃え、神聖なる秘蹟の力を頼みて、現世にて何物をも恐るゝ
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  • 745,625,64,2191師父は姿を醫師に變へ、或る島々を訪れんとせしが、案内すべき從者無かりき、されど彼
  • 865,622,65,2178ち血潮の榮冠を受けんとして、競つて宣教師に隱れ家を提供すべきことを申出でたり、一
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  • 1447,635,56,692ス・キリストの同胞を得たり
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  • 153,624,43,660言するや、一五九六年五月二十二日
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