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内者、四條道場に閑居したる遁世者同道して、歸るさに菴に立ちよりて一服給よとすす, て、田邊へ參候樣ニとの御事難有けれ、夫ゟ宇治へ參り、二三日逗留して、七月初に出京し, 寺内正傳院有樂侯の御廟へ參詣申、寺内に御好の數寄屋拜見申せしに、露地・飛石等迄も, り貳枚障子、二方はぬれゑん、脇差縁に拔て置、座入して床に向へは、雛屋立甫自畫自讃の, て、一兩所風爐の茶湯逢て、もはや存命のうち都を見る事も難計、名所舊跡一見して、建仁, 強く、大肌ぬきにて手水つかひ、暫有て、亭坊出て挨拶して、同道一人連て、中潜り入、飛石, は小き石とも、其間に黒木を四五本束て取合、飛石ニ交ル手水鉢は、備前すり鉢なり、扨も, 〳〵侘たる爲躰、肝に絶たり、圍は、四疊半に大目を付、曲り柱を入る、常の居間也、隣り上, むかしの儘にて、古ひたる樹木とも、今の世の庭には異替りて、殊勝にも面白く侍し、此案, 人長旅致候、是より御暇罷下候間、古郷へも立越、又京へも出て、茶湯にも逢候て、休息し, められまいりしに、待合とおほしくて、片庇に一疊敷有、新敷手桶に柄杓添て有し也、殘〓, 〔咄覺集〕一寶永三年戌六月中旬、牧野英成侯御歸城の御供申、伏見に至りて、〓氣時分老, 元和七年十二月十三日, 内ノ有樂ノ, 仁寺正傳院, 數寄屋ヲ見, 松本見休建, ル, 三〇三
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- 内ノ有樂ノ
- 仁寺正傳院
- 數寄屋ヲ見
- 松本見休建
- ル
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- 三〇三
注記 (19)
- 1022,668,60,2168内者、四條道場に閑居したる遁世者同道して、歸るさに菴に立ちよりて一服給よとすす
- 1590,683,62,2159て、田邊へ參候樣ニとの御事難有けれ、夫ゟ宇治へ參り、二三日逗留して、七月初に出京し
- 1304,672,61,2170寺内正傳院有樂侯の御廟へ參詣申、寺内に御好の數寄屋拜見申せしに、露地・飛石等迄も
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- 737,666,60,2169強く、大肌ぬきにて手水つかひ、暫有て、亭坊出て挨拶して、同道一人連て、中潜り入、飛石
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- 1163,673,61,2168むかしの儘にて、古ひたる樹木とも、今の世の庭には異替りて、殊勝にも面白く侍し、此案
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- 1884,589,74,2246〔咄覺集〕一寶永三年戌六月中旬、牧野英成侯御歸城の御供申、伏見に至りて、〓氣時分老
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