『大日本史料』 12編 46 元和八年七月~同年八月 p.334

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道士は彼に祝福を與へ、責身の笞を贈りたり、, パードレ・スピノラは、白き衣服を纏ひ、イエズスの名を記したる長旗を携ふる許可を, 求めしが、其の恩惠に浴する事を得ざりき、彼は拒絶の屈辱を受けて會釋せり、されど, 殉教者等は軈て其の貧しき最後の食事を攝り、現世に於ける食事に訣別せり、其の夜彼, 宿なりしが、パードレに對して、我も亦焚刑に處せらるべしと明言せり、此の聖なる修, 於て慰むる事無かりきと言はしめんが爲め、一切の飮料を拒みたり、行進に依りて緩み, たる繩は緊め直され、彼等は宛も屠所に曳かるゝ牝羊の如く、風の吹き曝す圍の中に, 本人のみ告解者等の傍らに行く事を許されたり、其の内一人はパードレ・スピノラの同, くて彼等の人生の最後の夜は苦痛の中に過ぎしが、必ずしも無盆には非ざりき、, 彼の魂の子等の一人が彼等の眼前に掲げたる勝利の旗幟を見て、彼は、滿足の悦びを示, 等は神羔の永遠の晩餐に招請せられしを以てなり〔, 土曜日, 黎明に當り、入構を懇願せし者數多に及びしが其の内、三人の日, 〕、斯, 閉ぢこめられたり、激しき嵐起り、彼等は慈悲に依りて一廢屋に移されたり〔, {, ○九月十日、元和八, 原註、スピノ, 年八月五日ニ當ル、, ラ傳に據る、, められたる人, スは此の鎖に依りて我が本來の罪を罰し、我が同僚の善徳を倍加す、と、〔マイヨリカ、二十一頁に據る〕、, 原註、強く緊, 々の内の一人は曰へり、欲するが儘に縛めよ、之は將軍の鎖に非ずして我がデウスの鎖なり、寛仁なるデウ, 許サル, 明信徒三人, 八月五日黎, 告解者ニ近, 附クコトヲ, 最後ノ食事, 元和八年八月五日, 三三四

割注

  • ○九月十日、元和八
  • 原註、スピノ
  • 年八月五日ニ當ル、
  • ラ傳に據る、
  • められたる人
  • スは此の鎖に依りて我が本來の罪を罰し、我が同僚の善徳を倍加す、と、〔マイヨリカ、二十一頁に據る〕、
  • 原註、強く緊
  • 々の内の一人は曰へり、欲するが儘に縛めよ、之は將軍の鎖に非ずして我がデウスの鎖なり、寛仁なるデウ

頭注

  • 許サル
  • 明信徒三人
  • 八月五日黎
  • 告解者ニ近
  • 附クコトヲ
  • 最後ノ食事

  • 元和八年八月五日

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  • 三三四

注記 (32)

  • 815,676,56,1167道士は彼に祝福を與へ、責身の笞を贈りたり、
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