『大日本史料』 12編 46 元和八年七月~同年八月 p.405

Loading…

要素

頭注ノンブル

OCR テキスト

に就き書を寄する友人等に答へて、斯くも惡しき報知を以て我が心をば悲します事勿れ, りてのみ、我が過去の總べての苦難を我に報ひ給ひしなり、キリストの爲めに耐へ忍ぶ, 事は何たる甘美の事、心地良き事ならん、此の牢獄に入りて以來、我は以前と異なれる, やと疑懼し居たればなり、彼は、耳から耳へと言弘めらるゝ噂ありしかば、時折此の事, 一段と大なる苦難は、最早殆ど若くは全く増加すべくも無かるべければ、此の状態を、, 一段と善美なる方法を以て此事を經驗し居るなり、と、それ故、彼を幾何の期間に亘り, ウスは寔に鷹揚にして、唯こデウスへの愛の爲めに捕縛され投獄されたる此の恩惠に依, て拘留し置くかに關する彼の危〓及び懸念は實に大にして且つ實に至當なりき、何とな, 言へり、噫、我がパードレよ〔と彼は日本に在る我等の朋輩の一人に宛てゝ記せり〕、デ, 宛も我こそ天國に在りと思はるゝ程に歡迎し、己が牢獄をば天國と呼びて、萬一、百年, れば、彼は、遂には此處より外へ連出され、殺害さるゝに非ずして追放せらるゝに非ず, に亘りて此處に居得べくんば、我は此處に於て日一日と祝福されつゝ苦難に耐えん、と, が如し、と、彼は、斯かる苦難の裡に在りて、而も、死は格別とするも、新なる若くは, それ自體甚だ鋭敏にして、試練にも槌にも屈せざるべきを示し得る最美の機會に於ける, 書翰, ニ宛テタル, すぴのらノ, 放ストノ噂, 殺害セズ追, ヲ傳ヘシ友, ぱーどれ, 人等ニ答フ, 元和八年八月五日, 四〇五

頭注

  • 書翰
  • ニ宛テタル
  • すぴのらノ
  • 放ストノ噂
  • 殺害セズ追
  • ヲ傳ヘシ友
  • ぱーどれ
  • 人等ニ答フ

  • 元和八年八月五日

ノンブル

  • 四〇五

注記 (24)

  • 299,664,62,2240に就き書を寄する友人等に答へて、斯くも惡しき報知を以て我が心をば悲します事勿れ
  • 1007,665,61,2242りてのみ、我が過去の總べての苦難を我に報ひ給ひしなり、キリストの爲めに耐へ忍ぶ
  • 887,660,61,2246事は何たる甘美の事、心地良き事ならん、此の牢獄に入りて以來、我は以前と異なれる
  • 414,664,62,2247やと疑懼し居たればなり、彼は、耳から耳へと言弘めらるゝ噂ありしかば、時折此の事
  • 1590,689,61,2193一段と大なる苦難は、最早殆ど若くは全く増加すべくも無かるべければ、此の状態を、
  • 769,681,63,2224一段と善美なる方法を以て此事を經驗し居るなり、と、それ故、彼を幾何の期間に亘り
  • 1124,669,62,2242ウスは寔に鷹揚にして、唯こデウスへの愛の爲めに捕縛され投獄されたる此の恩惠に依
  • 654,665,61,2244て拘留し置くかに關する彼の危〓及び懸念は實に大にして且つ實に至當なりき、何とな
  • 1238,666,63,2242言へり、噫、我がパードレよ〔と彼は日本に在る我等の朋輩の一人に宛てゝ記せり〕、デ
  • 1473,665,63,2246宛も我こそ天國に在りと思はるゝ程に歡迎し、己が牢獄をば天國と呼びて、萬一、百年
  • 532,664,63,2246れば、彼は、遂には此處より外へ連出され、殺害さるゝに非ずして追放せらるゝに非ず
  • 1358,672,61,2237に亘りて此處に居得べくんば、我は此處に於て日一日と祝福されつゝ苦難に耐えん、と
  • 1706,667,62,2243が如し、と、彼は、斯かる苦難の裡に在りて、而も、死は格別とするも、新なる若くは
  • 1819,667,62,2240それ自體甚だ鋭敏にして、試練にも槌にも屈せざるべきを示し得る最美の機會に於ける
  • 1243,318,40,85書翰
  • 1285,330,41,200ニ宛テタル
  • 1376,319,38,209すぴのらノ
  • 513,320,41,211放ストノ噂
  • 557,318,40,214殺害セズ追
  • 469,324,41,208ヲ傳ヘシ友
  • 1334,348,39,181ぱーどれ
  • 424,316,42,212人等ニ答フ
  • 201,739,46,344元和八年八月五日
  • 195,2434,43,121四〇五

類似アイテム