『大日本史料』 12編 46 元和八年七月~同年八月 p.422

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總べての人々の眼は先づ最初に姿を現はしたるパードレ・スピノーラに注がれたり、さ, に到るや、多數の人々の種々なる聲の囁き、騷めき、感嘆の叫び、嗚咽は一時に起りて, にして致命的なる長き病患に依り最早完全には囘復する事無かりし爲め、衰弱を極め、, 由なき有樣なりしを以てなり、されど彼はそれにも拘らず晴やかにして聖者の有つ美を, 保ち、彼を見る者に誰しも只管信仰を起さしむるの威嚴を具へたり、斯かる風情にて、, れど彼は、此の地に於ては長年に亘り多くの人々の識る處なりしにも拘らず、其の容貌, 年の間、髮を切る事も刈る事も許されず、蓬髮と成り、鬚も長く伸び、而も其の決定的, 騷音を成し、爲めに、彼等は各こ其の魂の命ずるが儘に説教を行ひ大聲を擧げたるも、, を見て直ちに彼と識別せし者は殆ど無かりき、何となれば、彼は囚人として暮したる四, 顏面蒼白と成りて、到底修道院中の昔ながらのパードレ等の一人なる事をば明示するに, は此の山、かの海を埋めて、キリストの信仰表明者等を待受けたり、彼等の一行の眼前, 是より我等の言及せんとする若干の言葉を除きては、遠くよりも近くよりも全く聞き取, る事能はざりき、, 又穩やかに且つ喜悦に充ちて、彼は一言をも發せざれども、群集の面前にあって〓を誘, すぴのらノ, 容貌, 路上ノ叫喚, 無言ノ説教, 元和八年八月五日, 四二二

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  • すぴのらノ
  • 容貌
  • 路上ノ叫喚
  • 無言ノ説教

  • 元和八年八月五日

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  • 四二二

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